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- 第71回 警告灯の点灯と異音発生時の対処法 の巻
当社は日本の正規自動車ディーラーを親会社にもつ、マレーシア初の日系自動車整備会社です。海外でのクルマの運転は皆様の生活を快適にする一方で、クルマにまつわる色々な心配事があると思います。私たちは自動車整備事業を通じて皆様の快適なカーライフをサポート致します。
メーター内の警告灯が点灯したことがありますか? 運転中に異音を聞いたことがありますか? しっかりと点検していても、稀にメーター内の警告灯やメッセージが点灯する場合があります。運転中異変に気づくこともありますが、普通に走れてしまうものもあります。危険度の判断は難しいので早急に整備士に連絡しましょう。
警告灯の点灯で、レッカー手配したほうが良い例をご紹介します。
一つ目はバッテリーの中にプラスとマイナスマークの警告灯。バッテリーのシステムになんらかの異常が発生しているサインです。走行中にエンジンが止まる可能性が高いので直ちに安全なところで停車しましょう。
二つ目はアラジンのランプのような形をしたマーク、正式にはオイルプレッシャー警告灯というものです。エンジンオイルの油圧に異常が生じています。オイルが減ってきて点灯することもありますが、走り続けるとエンジンが壊れる可能性が非常に高いです。
三つ目は水温が高くなると点灯する、赤い水温警告灯、波の上に音符のようなマークです。エンジンの冷却システムに異常があると点灯します。
これらはほとんどの場合、点灯していても走行できてしまいますが、突然エンストを起こす可能性が高く、エンジンが完全に破損してしまうと修理費用も高額になります。メーカーや車種によって様々な警告灯が存在しますが、点灯したら速やかに安全な路肩に停車し、ワークショップに連絡を!
次に異音について。運転中に今までしなかった音が聞こえてきたことはありませんか? これは何かしらの異常が出ているサインです。「カラカラ」、「コトコト」、「ガタガタ」。運転中、停車中、アイドリング中、ブレーキング中など、聞こえる状況も様々です。安全か危険かの判断には知識と経験が必要で、ご自身での判断はしないでください。タイヤが外れたりブレーキが効かなくなったりと、思わぬ危険が潜んでいるかもしれません。
警告灯の点灯や、大きな異音がしているのに、平然と運転を続けている方はいないと思いますが、これらの現象は何かがおかしいというサインです。「走れるから大丈夫」ではなく、きちんと整備をしましょう。大事な人とのドライブ中にトラブルがないように!
私共はすべての方の快適安心安全なマレーシアカーライフを応援しています♪
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