第75回 豪雨や洪水でのトラブルシューティング の巻

安心安全のカーライフinマレーシア

豪雨や洪水でのトラブルシューティング の巻

マレーシアは夕立が多くゲリラ豪雨並の雨量が降り注ぎます。そんななかでの注意点をご紹介します。

まずは雨の中を走行する際、しっかりと点検が行き届いた車に乗ること。特にタイヤやワイパーのメンテナンスは重要です。

タイヤは溝がなくなるほどスリップしやすくなります。全てのタイヤには「スリップサイン」と呼ばれるマークがついており、このマークがタイヤのトレッド面(路面と接触する部分)と同じ高さになったら使用限度値です。スリップサインがフラットになる前がタイヤの交換時期です。またタイヤが古くなるとゴムが硬くなり滑りやすい状態になります。これを例えるならプラスチック製のタイヤで走行しているような状態で、タイヤ自体に溝が残っていたとしてもスリップしやすくなります。タイヤには製造年月日が記載されているので、いつ製造されたかも確認しましょう。

ワイパーは視界を保つために必要なものです。少しでもワイパーが拭き残し始めたら、ガラス接地面をきれいに拭き取ってみる、もしくは交換してください。同時に撥水のコーティングをすることを強くお勧めします。ほとんどの方が一度使用するとコーティングなしには戻れなくなります!

次に、最近多い洪水時の対処策です。洪水で車が浸かってしまうとどうすることもできません。また水没してしまった車は買取されない可能性が高いうえ、修理が難しく、その時点では直ったように見えても使用していくなかでいろいろなトラブルが発生することもあります。そんな自然災害時の補償をしてくれるのが自動車保険の特約です。特約を付帯しない場合と水没しても何もカバーされません。自動車保険更新時、もしくは今からでも追加することをお勧めします。

「どのくらいなら水に浸かっても大丈夫ですか?」との質問をいただきます。最悪の場合、エンジンの空気吸入口までなら大丈夫なはずですが、少しでも浸からないに越したことはありません。無理をせず水が溜まっているならできるだけ引き返してください。

大事な人のためにも、雨の日のトラブルを避ける、万が一トラブルに遭っても安心できるよう保険に入っておくことを強くお勧めいたします!

私共はすべての方の快適安心安全なマレーシアカーライフを応援しています。

TIGER SHOJI SDN BHD

No. 20, Jalan Juruhebah U1-50, Section U1, Temasya Industrial Park, 40150 Shah Alam
03-5567 0130
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