第78回 もしも事故に遭ったら

安心安全のカーライフinマレーシア

もしも事故に遭ったら

マレーシアにおいてもほとんどの経済活動が解禁され、それに伴い交通量も増えてきました。そうすると事故も必然的に増えます。今回はもしも事故を起こしたときや起こされたときの対処法についてです。
よく勘違いされることが多いのですが、加害者になってしまった場合、被害者になってしまった場合、どちらのケースでも修理費用や治療費等はご自身の自動車保険を利用します。ここが大きく日本とは違うところです。
事故に遭遇した時は、発生から24時間以内に、事故発生現場を管轄している交通警察(TRAFFIC POLIS)に、事故を起こした車で行かなければなりません(自走が難しくレッカーが必要な場合は保険会社のサービスを利用しましょう)。また、事故の状況、車の情報、相手の身分証などの写真はしっかりと撮っておきましょう。事故の当人同士が一緒に行く必要はありません。
加害者の場合は約300リンギ、被害者の場合でも約30リンギのポリスレポート作成費用がかかります。通常は交通警察のカウンターでレポートを作成した後、オフィサーの面談を受けます。完成までに2~3日かかるので後日受け取ることになります。同時にご自身の保険会社に連絡をしておくとよいでしょう。
保険を利用して修理をするには、加入中の保険会社が提携している外装修理工場(パネルショップ)に入庫する必要があります。新車の正規ディーラーでご加入されているのであれば正規ディーラーへ持っていくこともできます。それ以外は保険会社のホームページからパネルショップのリストを確認しましょう。修理完了後、数点の書類にサインをし、これで事故処理完了です。
ここまでが事故を起こした際の基本的な流れです。お気づきかと思いますが、非常に面倒な作業です。また無事故割引も0%(加害者の場合)になるので、中には示談にして実費で直すという方もいます。ただ何が起こるか分からないので、もしものためにポリスレポートは作成しておくことをお勧めします。
実際に事故に遭遇するとパニックになってしまったり、どうしたらいいのか分からないものです。しっかりと信頼して相談できる自動車保険販売店からの保険のご加入をお勧めします!

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