第77回 それ、詐欺かもしれません!

安心安全のカーライフinマレーシア

それ、詐欺かもしれません!

マレーシアでは行動規制もなくなり、車に乗る機会も以前のように増えてきたのではないでしょうか? あちこちで渋滞も目立つようになってきましたので、事故には十分に気をつけたいところです。
今回はちょうど一年前にも取り上げた内容になりますが、まだ少なからず被害にあっている方がいるようなので改めて注意喚起します。マレーシアでよくある詐欺の話です。
運転中、バイクドライバーが車の左前を指さし停車を求めます。執拗なので、仕方なく車を止めて左前のホイール辺りを見るとオイルまみれに。時には煙も出ていることもあるようです。そのバイクドライバー自身、あるいは自称「たまたま通りかかった」という別の男が現れて、「自分は整備士である」と言ってきます。彼らはボンネットを開けるように指示したり、「ブレーキのオイルが漏れているからブレーキを踏んでみろ」と言うのです。その通りに試してみるとブレーキは踏みごたえがなくスカスカ。「言っただろ?
おれは整備士だから直してやる」と提案してくるのです。そして”新品“部品をどこからか持ってきて勝手に作業を始めてしまいます。作業完了後、金額はまちまちですが、1000~2000リンギを請求。これがこの詐欺被害の内容です。
たまに「パンクしてるよ」や「給油口やドアが開いてるよ」など、本当の善意で停車を求めてくる場合もマレーシアではあり、安易に無視するのもよくないのですが、なるべく停車しないようにしてください。また、ボンネットやトランクを開けようとしてくる場合は絶対に拒否してください。ボンネットを開けてしまうとブレーキシステムの一部を一瞬で緩められ、ブレーキが効かなくなってしまいます。
トヨタ車かプロドゥア車がよく狙われ、日曜や祝日に一人で運転しているときの被害が多いようです。ブレーキシステムの修理は設備の整ったところで適切な処置をしないと大事故に繋がります。決して路肩で実施するようなものではありません。運転者や同乗者、歩行者、その他の多くの人にとっても危険が及ぶ作業を、偽った不具合のために偽った修理をするのは非常に腹が立ちます。改めてご家族やご友人にも注意喚起をしてください
私共はすべての方の快適安心安全なマレーシアカーライフを応援しています♪

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