第84回 マレーシア 、電気自動車普及に向けて本格始動!

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マレーシア 、電気自動車普及に向けて本格始動!

今後、私たちが避けては通れない電気自動車(以下、EV)について正しい知識と理解が必要な時期が近い将来必ず来ます。

先日のニュースでは、マレーシア政府も2040年までに新車販売台数に占めるEVの割合を約40%に引き上げる目標を発表しました。その背景にはマレーシア政府は2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする“ネットゼロ”を目標に掲げているからです。

現在、マレーシア国内の温室効果ガスの排出量の20%を車社会関連が排出しており、この内90%が自動車から排出されているそうです。マレーシアも内燃エンジン車からEVへの移行を推進する必要があるのでしょう。そのため、政府はインフラ、自動車メーカーはEVの導入販売整備の準備を着々と進めています。当社のような自動車修理工場もその流れに乗っていかなければ未来はないかもしれませんね。今思えば、私の子供のころ、石油ストーブに石炭こたつが、電気ストーブ、電気こたつに変わり、今はエアコンや床暖房です。変化にさほど抵抗なく、自然に少しずつ変わっていますね。

それではEVの長所と短所に触れたいと思います。長所は、走行中に二酸化炭素が排出されない。短所は、コストが高い、航続距離が短い、充電時間が長い、電池製造時に二酸化炭素が排出される等々です。今、私たちが使用している内燃エンジン車では経験したことがないことが本当に訪れるかもしれません。

トヨタ社長の豊田章男氏が頻繁に100年に一度の大変革が自動車産業で起こっている、とよくお話しされます。しかし私たちにはまだ肌で感じる変化はありませんが、今から少しずつ正しい知識と理解を持つことは無駄なことではないと思います。

これから一緒に勉強していきましょう。

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