第13回 ガソリンの「95」や「97」って何のこと?の巻

当社は日本の正規自動車ディーラーを親会社にもつ、マレーシア初の日系自動車整備会社です。海外での自動車の運転は皆様の生活を快適にする一方で、自動車にまつわる色々な心配事があると思います。私達は自動車整備事業を通じて皆様の快適なカーライフをサポートいたします。第13回目のQ&Aはマレーシアのガソリンに関する内容です。

 ガソリンスタンドで、95と97の二種類のガソリンを見かけますが、何が違うのでしょうか?

 RON95・RON97という数字は「オクタン価」の値で、それぞれ日本でいう「レギュラーガソリン」「ハイオクガソリン」に相当します。日本のレギュラーガソリンのオクタン価は90、ハイオクガソリンは100。マレーシアでは、95と97と2しかオクタン価の差がありませんが、どちらかというと、マレーシアの基準のほうが世界標準といえます。

オクタン価の数値は国によって異なるので、日本から車を輸入したり、輸入車を購入する際は、95と97、どちらを使うべきか販売元に確認したほうがいいでしょう。例えば、メルセデスベンツCクラスは日本ではハイオクなので、マレーシアならRON97が適当だと思いがちです。でも、実はRON95を入れても問題はないのです。

「オクタン価」とは、簡単にいうと「発火しにくさ」を表す数値です。ガソリンエンジンは、シリンダー内の混合気(ガソリンと空気が混ざったもの)をピストンで圧縮し、圧縮しきったところにスパークプラグで点火して爆発させ、その爆発エネルギーがピストンを押し下げることで運動エネルギーを得ています。しかし、ピストンが十分に混合気を圧縮する前に自然発火したりすると、異常燃焼状態になり、エンジンがちゃんと回らなかったり、エンジンそのものが壊れてしまうこともあります。そこで、添加物を加えたりして発火しにくいガソリンを開発し、その発火しにくさを数値で表したものが「オクタン価」というわけです。

ハイオクガソリンとは、ハイパワーを狙って圧縮比を高めたり、点火時期を遅らせたい場合に使われる発火しにくいガソリンのことです。一方、レギュラー仕様のエンジンは、オクタン価の低いレギュラーガソリンを使っても異常燃焼が起きない程度の圧縮比と点火時期で設計されています。

生産国やメーカーではなく、エンジンの違いでオクタン価が決まるので、思い込みで判断するのではなく、一度調べるとガソリンコストが抑えられるかもしれません。

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