2012年11月-長男の小学校

昨年の3月、公立中華小学校の入学志望登録を済ませた。提出したその日、第一希望校の嫌な一面を見てしまったので、私たちは夫婦そろって、第二希望の学校に決まればいいなぁと思っていた。そんななか、我が家と夫の会社のちょうど間に新しい中華系の学校が建設された。どうやら、昔からある学校が移転してくるようだ。私はこの新しくきれいな校舎を見て、「立地もいいし、ここがいいんじゃないか?」なんて思った。親戚やローカルの友人は、「新しい学校は先生不足やカリキュラムが安定しないから、2、3年たって、落ち着いてから転校した方がいい」という。なるほど。

そして8月の半ば、我々の予想、そして希望どおり、第二希望に記入していた、古くて小さい小人数の学校の入学先通知書が届いた。記載された必要書類を揃えて学校へ申請にいくと、2006年生まれの出生証明書のフォームは古いらしく、改訂版持って、再度提出しにくるように言われた。そこで、出生証明書を発行しているJPNという役所に行き、改訂版をもらい、再び学校へ赴いた。と、今度は担当の職員が「MC」で不在のため日を改めて出直せとのこと。…。奇しくもハリラヤ前。その「MC」の実態は定かではないが、「担当者1人って!」と、代わりにできる人がいないと追い返されたことにイラッとしたが、しかたがない。

さて、いよいよ、申請が修了。何度も足を運ぶうちに学校の様子もわかってきた。部外者の校内侵入に対する警備がしっかりしていること、こどもたちがのびのびしており、休み時間に芝生の運動場で先生と走りまわったり、先生を囲んで談笑している姿がみられたり、6年生ぐらいの体が大きい子も、まだまだ幼くおっとりとした感じの子が多いことにもうれしくなった。生徒数が少なく、校長、教頭が全校生徒を把握していると言っていたことも心強い。オリエンテーションの日にちは年末最後の土曜日。入学初日が1月の初め。入学式なんてないようだ。制服はスーパーでRM10ぐらいで売っているとのこと。合理的でとてもいい。制服が安価で気軽に手に入る。義務教育ならではの当然の制度だと思う。スクールバッグはコロがついたキャラクターもんのスーツケースが主流だという。先輩ママの話によれば、教室がGFならばコロが付いたもの、1Fより上の場合はリュックタイプの方が階段の上り下りの際に安全だと言う。送迎は、慣れるまでは夫と分担する予定だが、ある程度息子が学校生活に慣れたらバンと契約するといいことも聞いた。歩いて児童だけで通学できる日本の小学校が羨ましいと思った時期もあったが、実際いろいろと準備段階に入ってくると、こちらの学校も悪くない。むしろ親が忙しくても負担にならないようなシステムが整っている。

「年間の行事予定がわかる資料をいただけますか?」と言ったら、2010年度の卒業記念冊子みたいなものをくれた。卒業生の顔写真が名前付きで掲載されている。「こんなもの校外に流出していいのかね!?」と驚いたが、まぁ、これぐらいのん気な学校の方が、狙ってくれといわんばかりの高級車でのお迎え行列がある学校よりは安心で、のらりくらりな我が家には向いているのかも…。

利秀

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