2012年5月-ドラゴンベビープロモーション?

 わたくしごとで恐縮ナンではありますが。年末・年始の日本一時帰国の最終週に、妊娠が発覚いたしました。3人目です。マレーシアの肝っ玉母さん街道まっしぐらであります。

 今回の妊娠が正常であるかということと、何週目かということ、そして、飛行機に乗ってマレーシアへ戻る時の注意点が知りたく、日本の産科を初めて訪れた。出産はマレーシアでするつもりなので、問診表の「出産を希望しない」という方へ〇。それが、問題となり、年長の看護士さんに別室に呼ばれ、「出産を希望しないと書かれているが、それならば当院では御希望に添えない…」と半ば怒ったような口調で説教され、ハッと自分の過ちに気づく。「いえいえ、出産は希望しているんですがマレーシアに帰らなきゃならんので、日本では産まないということでして…」と説明。日本語読解力が衰えている自分に反省。安定期前ではあるが飛行機に乗っても問題ないということだったので、急遽チケットを手配し、夫が日本まで迎えに来てくれた。(せっかく激安で帰国したのに、思わぬ出費。)

 無事マレーシアに戻り、かかりつけの病院に予約を入れたが、満員で1ヵ月先まで予約不可。「なぜ??」との問いに看護士は、「ドラゴンイヤーだからよ!」と。何でも、中国系にとって、辰年生まれは縁起がいいのだそう。そう言われてみれば、夫に妊娠を電話で報告した時も、「おめでとう」などお祝いの言葉よりも先に、「お!ドラゴンベビーやん!」というセリフが出てきたなぁ、そういえば。かくいう夫もドラゴンベビー。「デキたのは去年だから『純正』じゃないけど、嬉しいなぁ♪」とご機嫌だった。

 マレーシアに戻って2週間後、キャンセルが出たのことで、病院へ向かった。エレベーター内で「ドラゴンベビープロモーション」なる張り紙を発見。なんでも辰年期間中、4人、または2人部屋に限り、出産時の入院3日間は部屋代が無料になるとのことだ。長男の時は1泊、長女は帝王切開だったので3泊、それぞれ個室に入院したのだが、無料となれば、何人部屋でもいいから、このプロモに乗っちゃえ!とケチケチ夫妻。3人目ともなると、私の胆も据わっている。

 二子を無事に取り上げてくださっただけでなく、婦人系の病気もいち早くみつけ、適切な処置をほどこしてくださった、私が最も信頼しているインド系の女医P医師の診断によると、3人目はすこぶる順調。自然分娩での出産が可能とのことだった。一安心した私たちは「ドラゴンプロモーションは要予約か」と質問してみた。するとP医師は笑いながら、「予約いらないけれど、あなた3人目でしょ?朝産んで、夕方に帰宅だってできるし、入院の必要ないわよ」とケロッとおっしゃる。いやいや、私は日帰りでもいいが、新生児が心配。一晩ぐらい泊めておくれよ!!と思わず先生に喰いついてしまった。実際、日帰りの人も多いんだそう。マレーシアでは産褥専用のお手伝いさんに来てもらう人が多いので、入院の必要性は低い。P医師は母体に負担がかからない方法を提案してくださり、腕がいいと評判だが、何が何でもせめて1泊は、しかも無料で入院したいと、ケチな母さんは切に願っている。

利秀

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