2013年11月-昭和な生活

今年に入ってから、大型電化製品が次々に壊れている。シーリングファン、エアコン、洗濯機、乾燥機などなど。どれもこれも毎日酷使しているし、なんてったって、今の家に引っ越してきて7年が過ぎようとしているのだから、寿命といえば寿命だ。しかし、こんなに連続で壊れ続けられると、買い替えようにもふところ具合が厳しくなってくるわけで。

普段使用していない部屋のシーリングファン2台は取り替えずそのまんま。洗濯機、エアコンは我が家にとって必須アイテムなので買い換えることにした。乾燥機については、諦めた。私ががんばればいいのだが、洗濯が家事のなかで一番嫌いな労働なため、洗濯山盛りのだらしない生活が続いている。なんとかせにゃぁ…。

さらに先月、掃除機と電子レンジまでぶっ壊れたのだ。掃除機もできれば買い換えたいものだが、これといって気に入ったものにめぐり合えず、とりあえず箒を1本購入。これが大正解!

買ったのは柄が短くワサワサと草がまとめられたいわゆる草箒だ。太さもちょうど片手で掃くのに持ちやすく、しかもレトロな感じがキッチン脇に出しっぱなしでもかわいい。現在、1歳のこどもの食べこぼしがひどく、床が汚れたらサッと掃けてとても便利なのである。最初は草から出る粉が気になったのだけど、毎日使うと落ちた粉も一緒に掃けるし特に問題ない。しかも、他の箒より優れている点が二つある。一点はごきぶり退治。出た!という瞬間に箒を掲げてゴキブリに向かってパンと一叩きする。するとゴキブリは「なんやなんや!?」とビックリしてひっくり返る。そこをもう一、二回叩くと御臨終。新聞紙や化学繊維で作られた箒だと、ゴキブリがつぶれたり、隙間を縫って逃げてしまうが、この草箒だと、まず、その憎っくき動きぶりを封じ込めることができるのだ。そして軽く(感情的になっているので、もしかするとものすごい力かもしれないが)叩くだけ。その手に持った箒でササッと片付けることができる。

もう一点は、ガラスが割れた時にその優秀さを発揮。大きな破片も粉々な破片もちゃんと回収することができるのだ。最後の砂のような破片は集めたら、濡れたキッチンペーパーでぬぐうだけ。掃除機だと吸い残しがあったりするけれど、草箒はその柔軟性と自由な動きで、隅々から破片を集めてくれる。使ってみて本当に驚いた。今は私の欠かせないお掃除パートナーとなっている。ゆえに、掃除機はいらない。

電子レンジについては、さすがに途方に暮れた。が、いや待てよ。よく考えると、私は冷やご飯やおかずを温める以外に電子レンジは使わない。それだけのために、あんな馬鹿でかく高価な箱が必要だろうか? いや、いらん。現在は大小の蒸篭を使ってご飯やおかずを温めている。スープや煮物は元々鍋で温めていたので全くもって不自由ない。しかも蒸篭で蒸した冷やご飯は炊き立てのようにふっくら。ほんのり竹の香りがしてとってもおいしい。そんなこんなで、ケチな心が生んだ時代逆行の「豊か」な生活を楽しんでいる。

利秀

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