2013年2月-ドキドキドン!一年生!

12月末の土曜日、朝8時から息子が進学する小学校のオリエンテーションがあった。息子以上に緊張の私と夫。マンダリン(中国語の標準語)を理解できるが読み書きができず、マレー語も文書となると苦手な夫。大学時代中国語をとっていたので、なんとなく読めるが、会話聞き取りほぼアウトな私。そんな2人が、こどもを中華系の学校に行かせるなんて…。と、いっても、マレー系やインド系のこどもが中華系の学校へ進学することも珍しくなく、また、中華系の夫婦でも両方ともマンダリンができない人だっているので、我が家は会話、聞き取りができる夫がいるだけでも俄然心強いはずなんだが、それでもやっぱり、緊張してしまった。

新しい制服を身にまとい、顔つきはまだまだ幼稚園児な息子の手を引き校門をくぐると、目の前に食堂が広がる。食堂の長机を利用し、スクールバスの申込み、教科書販売、給食チケット購入カウンターなど、適当におっちゃんが座って呼び込みをしている。我が家付近を通るバスは随分と遠回りで、通学に時間がかかってしまうので、スクールバスは諦め、自己送迎にすることにした。次のカウンターは教科書販売。公立だし、義務教育だし、無料配布かと思ったが、RM50支払って必要な教科書やノートを購入した。薄っぺらなノートだが、ちゃんと表紙には校章がついていたりなんかする。

講堂に移り、名簿が置かれた無人のテーブルにて、息子の名前の有無とクラスを確認し、ステージ前のクラスが書かれた看板前に並ぶ。先生の話が始まり、徐々に生徒や親の姿が増えてきた。マイクが壊れて声が途切れ途切れなので、中国語が分からない私だけでなく、分かる人でも何を話しているのかちんぷんかんぷん。マイクは4回ほど交換されたが全く使いものになっていなかった。こういう、な〜んにも準備されてないゆるい雰囲気。気に入った! 担任の先生が紹介され、教室に移動する際、「行きたくない」と、息子は駄々をこね泣き出した。なんとか教室内に座らせるも、顔を伏せたまま。そうこうするうちに、別の子も緊張が切れたのか突然しゃくりあげて泣き出す始末。先生が出席をとり始めると、自分の名前じゃないのに、何度も「はい!」と手を上げて返事しちゃう子がいたり。ほのぼのした風景を眺めながら、「小学校って始めはこんなもんなのか?」と、笑いがこみあげてきた。

昔ながらの机にイスは屋台で見かけるプラスティックのもの。息子も場馴れしてきたようで、教室内で配布されたボロボロの教科書を一冊一冊、興味深そうに眺め始めた。このボロ教科書は政府から貸与されるものらしく、毎年、回し読みするとのこと。「エコ」ではないか!! これはいい制度だなぁと思った。一年勉強したら用済みの教科書だもの、これでいいのだ。クラスは30人程度で、そのうち、マレー系の子が2人とインド系の子が2人、そして、日本語が母語のウチの子。マンダリンが母語じゃない子もいるので、一緒にがんばれたらいいなぁと思う。どの子もおっとりしており、これからの成長が楽しみだなぁと目を細めた次第。

ちなみに、一週間は、保護者が自由に授業を参観できるのだそう。日本と違い、入学式もなく、どことなく引き締まらないが、それでもまぁ、マレーシア流の学校生活とちびっこの成長が楽しみでならない。

利秀

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