2013年4月-ガラスの家

話はちょっと古いが去年8月、セニョ〜ムで紹介された「SekepingSerendah」に行ってきた。早速、ネットで情報を集めた。写真やレビューをみても素敵な写真ばかり。期待はつのる。

さて、1時間ちょっとの運転を経て現地に到着。本当に山のなか。静けさ特有のキーンという音が耳に響く。車を停めて小川にかかる柵のない小さな橋を渡ると、本日の宿「ガラスの家」が。ん?

確かに写真どおり、凝った作りではあるのだが…。床、壁がトタン? 歩くとボッコンボッコン音がして。1階はリビング。ドアのカギは閉まらない。キッチンにはコンロや冷蔵庫、トースター、電気ケトルがあり、ごく簡単な自炊はできる。2階にあがると、ほぼ全面がガラス窓でしかも全開、まるで木の上に住んでいるかのような気分になる。自然と一体化した2階の部屋をみれば、来たかいがあったと実感できる。

ひとしきり室内を探索して、休憩。日本でも週末は山小屋で電気のない生活をしている両親は扇風機がゆらゆら回り、目の前に広がる自然に「いいとこだなぁ」とリラックス。自然が大好きなチビッ達は外を探検したくてウズウズ。さっそくじ・・・いじと敷地内にひろがる小道を散策しに出かけた。あれ? いつもにぎやかな夫の気配がない。シティーボーイな彼はもう、意気消沈。チ〜ン。リゾートと思っていたのに、苦手なアウトドアライフですから…。ふてくされてベッドに腰掛け、携帯をみるやいなや、「で、電波がなぁ〜〜〜い!」とぶっ倒れ、そのまま夜まで眠りについた…。

ネット上の画像だけみると、さぞかし立派なリゾートであると勘違いしてしまう人もいるであろうが過度な期待は禁物だ。キャンプ場に泊まるという覚悟で行かれることをおすすめする。正直、このファシリティーでこの値段か…、という気もしないではないんだが、室内はとても清潔で宿泊に必要最低限の設備に加え、とてもきれいなプールとBBQサイトが完備されている。後日「ガラスの家」について再度検索してみると、簡素な素材で自然に溶け込んだ小屋というコンセプトで、あえて素材にトタンや古い木が使用されていたようだ。多人数で滞在できる家もあるし、一人頭の宿泊費も割り勘であれば安い。日常から離れた大自然のなかで仲間や家族と語らえば、かけがえのない思い出ができること請け合いだ。

実際、本当にいいところなんである。夜は下ごしらえを済ませた簡単なおかずをキッチンで仕上げ、バルコニーでキャンプファイヤーを見ながら食べる。こどもたちは枯葉を集めては火のなかに放り込んだり、懐中電灯で夜の茂みを照らしカエルを発見したり。家の造りにはキケンな箇所がたくさんあるので細心の注意が必要だが、こどもを自然のなかで遊ばせるにはとてもいいところだった。小川のせせらぎ、木々のざわめき、虫の声。生後1ヵ月の娘が夜中に起きることなく、朝までぐっすり眠れるほど気持ちが良いのだ。そう、放ったらかしにしていた夫。彼もここで15時間以上、ほとんど寝て過ごしていたのだから…。

翌日は敷地外の釣堀で釣りを初体験。ヤル気ゼロな夫がみごとピラニアのような魚を釣り上げ逆転ホームラン!「パパすごい!」と父の威厳も復活! 大業を終えた夫は嬉々として帰路についたわけで。とっても良い休日となったのでありました。ホッ。 

利秀

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