2013年5月-1746kmKL-クラビの旅①道路は続くよ、どこまでも

3月末のスクールホリデー。3週間ほどタイで放浪していた両親も戻り、久々に家族でどこか行こうかという話になり、かねてから夫と私が企んでいた「車でタイのビーチリゾート、クラビまでいっちゃおうぜ!」を決行することにした。今回の旅の目的は、「大人4人、子ども3人で、無理なく、最低限の旅費で楽しもう!」ということで、ホテル選びから一家総出で真剣に検討した。

当日、朝9時に家を出発。イポーやペナン付近で食事をしようと言っていたものの、なんだかんだ、ぶいぃ〜んと国境のケダ州Changlunまでイッキに走った。ペナンを通りすぎると、いきなりトイレつきの休憩所がなくなり焦った。なぜ急になくなるのだ?

高速が終わり、さらに真っ直ぐ進むと国境を越えるのに必要な書類を代筆してくれる店がある。そこで車両保険を購入、1人2リンギの手数料で出入国カードを記入してもらった。国境越えには車の持ち主が記載された証明書と、運転手がその本人である書類が必要となる。我が家の場合、車は会社のものなので、運転手である夫がその会社に在籍していることを証明するレターも必要だった。出入国カードには、宿泊先が適当に記入されていたが、特に問題はなかった。

出国はいたってシンプル。車から降りずにパスポートの確認、印だけでスーッと通れた。さて、タイ側。こちらは入国にあたって、車両用、人間用と審査カウンターが分かれているので、まずは脇にある駐車場に停めて、人間だけが必要書類をもってカウンターに並ぶ。ここではなんのためかはわからないが、手数料がいくらか取られた。ここまできて入国できなかったら嫌なので、すみやかに支払っておいた。車両に関しては控え用紙を渡されるのでなくさないように大切に保管。これがないと車がマレーシアに戻れないとか。ついさっきまでマレーシアだった車窓からの風景は突如タイの田舎町へと変わる。チビッコたちは地図を片手に「もうここがタイなの?」と、海外旅行=飛行機という概念が捨てきれず、しつこく同じ質問を繰り返す。ハジャイまでの道のりは、広くキレイに舗装され、のどかであった。1時間ほどで今夜の宿泊地ハジャイに到着した。このホテルは1泊、トリプル(キング+シングル)ルームでなんと日本円でたったの2000円ほど。ナイトマーケットやキムヨン市場からも近く(車で5分ほど)便利だった。チェックインして荷物を置くや否や、市場に向かい食堂で腹ごしらえ。大人もこどもも、それぞれがタイの旅は慣れているので好きなものを注文。市場や町をブラリと散策。数ヵ月前にテロがあったホテルもきれいになっていた。マレーシア人が多いのか、あちこちから広東語が聞こえてくる。スカーフを被ったムスリムの女性も多く、ここがタイであることを忘れかけるが、飛び交う言葉、匂い、並んでいる品々をみていると、「あぁ、やっぱりここはタイなんだ」と自分が異国にいることを思い出す。

そうそう、我が家のカーナビだが、出発間際に故障が発覚。道なりにいけるだろうと、勘をたよりに奇跡的にホテルやら市場にたどり着いたのだが、明日は見知らぬ地での移動。ナビが無けりゃということで、父が先週まで使用していたタイのSIMカードをトップアップするためにセブンイレブンに寄った。これで安心、「邦人3名、マレーシア人4名一家が路頭に迷い失踪。車内で発見!」なんて報道されなくてすむ。

明日はいよいよ目的地クラビに向けて出発だ。

利秀

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