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- 2014年11月-ぷらっとインディア その1
2014年11月-ぷらっとインディア その1
- 2014/11/7
- KLのらりくらり徒然草
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9月初旬、友人と二人でインドへ行った。航空チケットを検索しているとマリンドエアーの直行便が予想以上に安いことがわかり、せっかく行くならとKL-デリー-ジョドプール-コチ-KLを12日間で旅することにした。
初のKLIA2。噂に聞いていた通りとにかく広い! 余裕をもって3時間前にチェックインカウンターへ向かった。が…。まさかのシステムダウン!!待たされること1時間半。システム回復の見込みはない。
デリー行きのカウンターの先頭に並ぶ我々の後ろには長蛇の列。みごと黄色人種は私たちのみ。と、隣のカウンター職員がのらりくらりとインテリジェンス溢れるインド人の乗客ご夫妻に問うた。「Where are you going?」え?デリー行きに並んでるんだからデリーに決まってるやろ!? 案の定、ご夫妻、キョトンとしながらも、「Delhi…」と。並び疲れた乗客は皆失笑。だけど怒る人は誰としていない。我々もおとなしく待つ。
チェックインは手作業で始まった。名簿を片手にノロノロと我々の名前を探す。「あったあった! コレ!」と。半身をカウンターに入れながら指差す。「Oh〜!」と焦る様子もなく、座席表に私たちの番号を書き込む。しかも事前に座席指定しているのに、適当なところに !!「ちぃがぁうぅぅぅ〜!」と、身を乗り出して訂正すること2回。突然全職員が机の下に潜り込んだ。え? なに? 地震 ??どうやらシステムが回復した様子。2時間かかってようやくチェックイン完了。空港側かエアライン側のトラブルかはわからないが、一向に焦る気配もなければ謝りもせず。「時間ないからゲートに行った方がいいよ」と”アドバイス”される始末。大丈夫なのか?
飛行機は定刻に発った。グッジョブ!隣に座ったインド人のおじさんに、「僕らは大丈夫だけど、君たちは道端の屋台で食べちゃだめだよ、お腹がBreak Downしちゃうから」と言われ、縮み上がる。ブレイクダウンって !!(しかも「レ」は凄まじい巻き舌)。どえらいことになっちゃいそうではないか! 話すうちに、本土インド人の英語表現とマングリッシュの違いに気づく。インド英語はドラマティックでやや大げさな感じ。首や手の動かし方も激しく表現力が豊かだ。
日本人は「ビザオンアライバル」の申請が可能。これはインド国内の限られた空港でできるのだが、事前にビザ申請せず、着いてから手続きができるというシステム。6ヵ月以上有効のパスポート、パスポートサイズの写真1枚、US60ドル、それにウェブサイトからダウンロードした申請書を提出するだけ。(ネット情報によると、宿泊先のバウチャー、往復航空券も必要らしいが、特に問われなかった)。こんなに簡単なら、マレーシアからインドがぐっと近くなった気がするではないか。
空港はきれいだし、暗がりでは町並みもさほどマレーシアと変わらない様子。ただただ、交通事情のカオスは酷い。ともあれ、デリー在住の友人宅へ無事到着することができた。