2014年5月-トレンガヌ旅行記

 2ヵ月の放浪から戻った両親とともに、トレンガヌへと向かったスクールホリデー。KLから約5時間。海辺町Dungunに到着した。長く続く海岸線。青く澄み渡る海に心地よく包み込んでくれる優しい風。それとは対照的に、寄せては返す波の勢いは勇ましい。美しいビーチが目の前に広がっているというのに泳げないのが惜しい。

二日目は車で15分ほどの町Rantau Abangへ。ここはシーズン中、海亀が産卵に戻ってくることで有名。まずは警察署の隣にある、大きな鯨の骨が展示されている施設を訪れた。トレンガヌの海岸に打ち揚げられた鯨の骨がそのまま展示されているほか、海亀の成長過程を学ぶことができ、保護されている海亀を間近に見ることもできる。産卵のピークは7月ということで、時期になると赤ちゃん亀をみることもできるそうだ。大通りを挟んで斜め向かいには海亀インフォメーションセンターもある。横手にはバティックセンターもあり。Rantau Abangの浜辺を散歩したり、河と海が合流する漁村を横目にドライブを楽しむ。

三日目は、南シナ海からの日の出を見よう! と張り切った。ところが生憎の曇り空に加え、ヘイズで煙臭く空気が澱んでいた。水平線から上る瞬間は見られなかったけれど、大きくまるまる肥えた太陽を拝み、清々しい一日が始まった。朝食を済ませ、クアラトレンガヌへ車で約1時間。街の入り口で真っ白なモスクを鑑賞し、セントラルマーケットへ向かった。

クロポッなどお菓子の店が軒を連ねる。長細い葉っぱに包まれたココナッツの香りがぎゅっと詰まった餅のようなDodolと、細短い棒状の白いキャンディGulaTarikが我が家のお気に入り。麦芽糖、グラマラッカなどマレーシアならではの糖分を固めたもので、カリカリポリポリ、優しい甘さ。市場2階はバティック、籐製品、日用品を販売。そこで好物スルンディンを発見! スルンディンは鶏や牛肉をカレーっぽく味付けして煮詰め、からからに乾かした、日本の「でんぶ」のようなもの。もちろんお買い上げ! 白ご飯に乗せて、私のお一人ランチ用だ。海亀の卵も売られていたが買う勇気はでなかった。きらびやかなクリスタルモスクはお勧めスポット。

ゆったり時が流れる東海岸での休暇も、過ぎてみればあっという間。帰りは海岸に沿った道を走りKertehという町を通過したのだが、ここは石油コンビナートが左右に広がり近代的というか、無機質というか。「ここって、マレーシア?」と疑ってしまうような町並み。郊外にはリゾートや社宅が立ち並ぶ閑静な住宅街があり、まるで、アメリカの住宅地にでも迷い込んでしまったのか? というような風景に圧倒された。

KLからクアンタン料金所を出ると二手に分かれているが、左に行くと山道、右手は海岸線を通る道。所要時間は変わらないが、海岸沿いのほうが道が大きくて走りやすいかもしれない。東海岸といえば「島リゾート」というイメージかもしれないが、島に行かずともすばらしい自然が迎えてくれるお勧めスポットだ。

利秀

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