2014年9月-おかんとむすこのタマンネガラその2

午後8時半、リゾートホテルを抜け、ガイドさんが公園入場費とカメラ持込代を支払いを済ませ、タマンネガラへの第一歩を踏み出した。道は舗装されていて、とても歩きやすい。真っ暗なので持参した懐中電灯をちらつかせながら奥へ奥へ。ジャングル内は蒸し風呂のような湿気と暑さ。夜行性の蛇、蜘蛛、昆虫、さそりを発見(さそりは暗すぎて見えなかったが)。ブンブンと呼ばれる観察小屋内で巨大なトカゲを見れたものの、マレーバクや象との感動のご対面ならず一日目終了。

翌朝、入園手続きを済ませ、昨夜とは違ったルートで園内へ。生姜の花や自生ハーブ、トカゲや虫などを観察しながらキャノピーウォークへと進む。

タマンネガラは映画「ターザン」のロケ地としても有名なんだそう。世界最古の熱帯雨林、そびえ立つ木々の逞しさ、まだまだ未知の世界が広がるジャングルは、ほんの数時間歩くだけでも価値のある自然体験となった。

あまり期待していなかったキャノピーウォーク。これがものすごく楽しかった。11本の大木を支柱に、つり橋がklnorari吊られているのだが。怖いのなんのって !!息子に大丈夫か? と問いかける間もなく、彼はひょこひょこと余裕綽々。さすがに走った時は係りの人に注意されていたけれど。大人は一歩進むごとに大きく揺れるし、「ここのメンテナンスってどんなもん?」などと邪念が。恐怖も募る。

4時間弱のトレッキングを終え、一旦ホテルに戻り、濡れてもよい格好で再び集合。小船を上流に向かってガイドさんが勢いよく走らせる。これがラピッドシューティングだ。水しぶきと風が心地よく、目を凝らせばモニターリザード(オオトカゲ)が泳いでいる…。

またもや、動物との感動の出会いはないまま、オランアスリの村に到着した。蜂のシーズンで、蜂がまとわりつく。上半身裸の子どもたちがタバコを吸っていた。電気もなく、学校も行かない生活。男は狩りに出かけ、女は家を建てたり家事をしたり。そんな彼らを目の当たりにして、息子の口数が極端に減った。ガイドさんに小声で言う。「僕、ホテルに戻りたい。」と、「どうして!?」とガイドさん。「ここはちっともいいところじゃない…」。意気消沈の息子だったが、自然の道具を使っての火起しを見たり、吹き矢を作ってもらったりすると、たちまち元気が戻った様子。川遊びをし、夕食を済ませたら、ホテル主催のナイトサファリ。村はずれのパームプランテーションを4WD車で走り抜ける。

「ザ・タマンネガラ」な動物には残念ながら会えなかったけれど、「またタマンネガラに来たい!」。キラキラな目の輝きと、ちょっぴり凛々しくなった息子と乾杯した最終夜。

午前9時半発の乗り合いボートで川を下ること1時間半。船着場からバスに乗り、KL行きのバス停へ向かい、タマンネガラを後にした。体力さえあれば幼稚園年長ぐらいから参加できるアドベンチャー。マレーシアならではの体験をぜひ! お勧めです!

利秀

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