2015年11月-マレーシアの物価1/3って本当?その3

前回と前々回で、近年、マレーシアの物価上昇が著しいことに加え、些細なものが日本より高いことをご紹介した。食材だと乳製品や輸入品、日本からの食材は日本以上に高い。その他、物価の割に高いといえるのが、オムツ(29・90リンギ/XLサイズ48枚入り、以下リンギ省略)、ティッシュ(10/200枚入り5箱)、トイレットペーパー(9・80/10ロール)、キッチンペーパー(10・80/8ロール)等の紙製品が挙げられる。日本とほぼ変わらないが、生活に欠かせないものであるにも関わらず、他の物価に比べると俄然高い。洗濯洗剤、食器洗い洗剤などは、メーカーによってピンからキリまであるが、爪が弱いのと肌荒れ防止のため、刺激が少ない洗剤を選ぶと、一番安いメーカーの4、5倍の値段で購入せざるを得ない。日用消耗品に関しては、一番安いものなら日本の3分の1といえるが、それなりのものを購入していると、日本と同価格、もしくは1.5〜2倍はかかってしまう。

Clipboarder.2015.11.03-008 次に「住」にかかる費用だ。こちらもピンからキリまで。私が13年前、初めてハウスシェアしたコンドミニアムは、当時築5年ぐらいだっただろうか。KLCCから徒歩圏内、プールやテニスコート付き、3LDK+メイド部屋+家具つきで2000リンギほどだった。今ではもっと高くなっているだろう。学生だった私とハウスメイトにはなかなかの高額な家賃で、その後、アンパンにあるアパートへ引越した。2LDK+物置き。家具ナシ、お湯無しシャワー、オンボロだが一応ガードハウスがあった。洗濯機すらなく、一週間分溜めて、DOBI(洗濯屋)に出していた。当時、8/kgで下着まで洗ってもらっていた。そこの家賃が1ヵ月580リンギだったと記憶している。現在でも、それぐらいで借りることはできるが、外国人が便利に快適に暮らせる住居なら、最低一ヵ月1200リンギは必要じゃないかと思う。一部家具つき、プールなどの設備があり、ガード常駐、駐車場付き。日本のマンションよりやや広い1000〜1200平方フィートぐらい。日本円で15万円も出せば、お洒落な家具つきのコンドミニアムに住むこともできる。プール、テニスコート、ジムなどなどがついて「わぁ〜!日本では考えられない!」と、なるだろう。しかし、私のような庶民からすれば、「月々15万円も家賃に支払えるなら、日本でもそこそこよいところに住めるのでは?」と思ってしまうのだが…。

我が家は、10年前にリンクハウスを購入した。現在、購入時の3倍以上に値段が上がっている。「さすが、マレーシア!」といわれるが、そりゃ、売れば多少現金が入るだろう。だけど、ここ売ってどこに住むんだ? 今住んでいる家と同条件の物件を購入しようとすれば、儲かった金額全部費やしても、もう買えやしない!

と、いうわけで、悲しいかな、庶民は地価上昇の儲け話とは無縁なのである。

さて、「住」費用。住居は購入済みなので、月々にかかるのは一ヵ月100リンギの共同管理費。これは、24時間の警備費、公園や住宅地内の清掃に当てられる。水道は月々13リンギと驚きの安さ。プロパンガスは2、3ヵ月に1回購入、月々で計算すると10リンギほど。ところが…、電気代が恐ろしく高いのである。続きは次回に…。

利秀

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