2015年3月-新学期

東海岸の深刻な洪水被害の影響で一週間遅れでスタートした新学期。末娘は幼稚園が始まった。上の子2人は中華系の学校に入ることを考慮して、中国語やお勉強内容もしっかりしたところに通わせたんだが、結局、幼稚園では英語がメインで、小学校に入ったらまったく違う環境。幼稚園の経験はこれぽっちも役に立たず四苦八苦した長男の経験を活かし、モンテッソーリの自由な方針で、小学校との送迎に便利な幼稚園を選んだ。来年からは小学校付属の中華系幼稚園に入れ、送迎、学費共に楽をする目論見である。末娘はまだ2歳半だし、とりあえず集団生活に慣れてもらおうということなんだが、これが1ヵ月経っても毎日大泣きで、ホトホト困っている今日このClipboarder.2015.03.09-002頃である。

長女は長男が通う公立の中華系学校へ入学。幼稚園で多少マンダリンを勉強したものの、95%喋れない彼女。しばらく苦労するかなと心配だったが、一クラスは30人のうち、1/3がマレー系、インド系などマンダリンを母語としない。先生も初めはマレー語、英語、中国語で説明してくれ、「マンダリンが分からないのは自分だけじゃない」と学校生活には意外とすんなり溶け込んだ。頼りにならないが兄がいるのも心強いのだろう。

長男は3年生。幼い頃から日本語、広東語、英語と3ヵ国語を操り、幼稚園ではマレー語とマンダリンを勉強していたけれど、複雑な多言語とのんびりした性格が影響し、「話す、聞く」とコミュニケーションは取れるものの、「読み、書き」を総合したテストは毎度毎度散々な点数。初めてのテストでは100点満点で20点やら15点ばかりで、さすがの私もひっくり返ったと同時に「基礎が大事な時期にこんなんで大丈夫か?」と不安になったものだ。この学校は少人数で、午後からは学校主催の補講があり、ほぼ全校生徒が参加。それに加え、週に一度、家庭教師をつけ、なんとか追いつけるよう環境は整えたのだが。3年生になり、マンダリンはペラペラ。苦手な「読み書き」も徐々にではあるが追いついてきて、2年生最終テストでは驚きの80点台も見られ(とはいえ他の科目の平均点数は50〜60点。懲りずに30点台も…)、本人も、勉強すれば時間はかかっても点数が上がると自覚、自信にもつながってきている様子。副学級委員も二年連続務め、学校行事にも積極的に参加している。分からないところがあったら直接先生に聞き、宿題を学校で済ませてくるようになったのも本当にありがたい。夫はマンダリンが話せるが読み書きできず、私に至ってはちんぷんかんぷん。学校生活に関してはすべて本人に任せており、かわいそうな場面も多々あったけれど、その頑張りは親として素直に褒めてやりたい。週末には互いの家を行き来できる親友もでき、勉強以外は順風満帆だ。

一般的に公立校には外国籍の両親の子は入れないと聞いていたのだが、息子のクラスメイト16人中、他国籍の子が1人、マレーシア人と日本人のハーフである息子、それにマレー、インド系の子が数人おり、マンダリンで喋りながら仲良く駆け回っている姿を見ていると、ちびっ子達の無限な能力に尊敬の念を抱かずにはいられない。

利秀

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