2016年8月-ごみの分別

コンドミニアムなどの集合住宅では以前から行われているが、わが家のようなリンクハウスの住人には、ほとんど意識がなかったのではなかろうか。衣類や新聞、古雑誌を道端にあるリサイクルBOXに入れたり、廃品回収のトラックに渡すことはあった。来客が多く、ビンや空き缶が大量に出た場合は業者に売りに行ったこともあるが、日常的には一つのごみ箱に種類構わずどんどん捨てていた。しかし、「分別義務化」のお達しが昨年9月に届いてから、生ごみ、ビン、缶、ペットボトルを分けるように努めた。ところが、回収の様子をベランダから眺めていると、せっかく分別したごみを1台の収集車に次々と投げ込んでいるではないか。分別の甲斐もなく一緒くたに…。ご近所さんも分別の形跡なし。以降、家庭ごみ全般、庭から出る草木・枯れ葉ごみ、大型ごみと従来通りの3分別(分別していないに等しい)に戻し、衣類や古新聞雑誌を廃品回収業者に渡すのみに留まっていた。
6月のある日、義姉が「ごみ箱買った?」と聞いてきた。「ごみ箱ぐらいわが家にもありますがな」と私。義姉は「分別が厳しくなったのよ。抜き打ちでチェックして、分別ができていないと罰金ですって! ごみ袋の色分けもMUSTなのよ!」と。どうやら、私同様にごみの分別意識が低い者々に見かねた政府が分別強化を始めた様子。こりゃまずい。早速、ごみ箱とごみ袋を買いに走った。
まず、黒のごみ袋。これには燃えるごみを入れる。台所から出る生ごみや食べ物、汚れがひどい紙やプラスティック製の容器、紙おむつなどの「Wet Waste=濡れたごみ」が該当する。わが家の場合、ガレージ脇のごみ用倉庫に入っている、ごみ収集業社「Alamflora」指定ごみ箱に溜めておけば、週に2度回収してもらえるのだ。
次に資源ごみ。これは資源ごとにビニールの色を変えなければならない。青のごみ袋には紙類を。新聞、古雑誌、牛乳パックなど。白のごみ袋にはプラスチックごみを。スーパーの袋、発泡スチロールの容器、ペットボトルなど。しかし、これらは汚れがひどければ、燃えるごみとして処理可能なんだそう。最後に緑のごみ袋。この許容範囲がなんとも広い! ガラス、陶器などのビン類。アルミニウム・スチールなどの缶類。電池・電化製品・蛍光灯類。衣類全般・靴・ゴム・皮革製品。殺虫剤や毒物が入っていた危険物の容器や危険物そのものは緑の袋へ。青・白・緑のごみは、指定ごみ箱には入れず、その横に置いておくと週に1度回収してもらえる。
庭から出る木々のごみ、大型電化製品や家具も家の前に出せば週に1度回収してくれる。資源ごみは週に2、3回くる廃品回収のトラックに渡してもいいのだが。
日本の実家に比べると極めてゆるいごみ分別ルール。本格的に始めて1ヵ月経つが、特に面倒はない。わが家は来客が多いので日本語、英語、マレー語、中国語に加え、こどものイラストでわかりやすいようにラベルを付けた。しかし。4歳になりたての末っ子にはまだ難しいのか、彼女が出したごみはいずれかのごみ箱の蓋の上に放置してある。おかげで飴ちゃんのコソ喰いがバレバレで、その結果、彼女だけがごみ分別に「異議あり」の様子である。

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利秀

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