2019年12月-初めてのカンボジア

10月、夫のカンボジア出張に同行した。まずはプノンペン。取引先の3姉妹に案内され、カンボジア初の建設中のサーキットへ。昔、夫がよく行っていた、今はなき、バトゥティガのシャーアラムサーキットに似た感じ。距離はないが高速がなく田舎道なので、往復4時間!もう一つ大規模サーキットも建設中らしい。晩御飯はカジュアルフレンチ。ビールとワインが安い!米ドルで支払い、お釣りはリエル。これには最後まで慣れることはできなかった。 私はどこに行っても必ず市場とスーパーに寄る。その国の相場と生活が一番よくわかるからだ。驚いたのは、農作物を除くと、ほとんどの食品と生活用品は、中国、タイ、ベトナム、そしてマレーシア産。町にはPublic Bank、RHB、Maybankがあり、ATMが当たり前のように存在していた。肉骨茶も人気のようでいくつかあった。カンボジアで働くマレーシア人も多いのだそう。 移動は3姉妹の車以外全てトゥクトゥク。運転手はスマホのアプリでメーター制。交渉いらずで安心だ。しかし、なかにはスマホを使わない者も。一度、そのおっさんのトゥクトゥクに乗り込もうとしたら、若者がすっ飛んできて首根っこをひっつかみ「この嘘つきめ!」と言ったかどうかわからないが、ものすごい剣幕で怒り、私たちを自分のトゥクトゥクへと案内した。確かに、彼のメーターで行くと、おっさんの言い値より大分安かった。正直者に感激し、夫はおっさんの言い値を若者に渡していた。 自動車整備学校の訪問も仕事のうち。マレーシアの小学校のような校舎に、車の部品や機械が並んでいる。なかには女子学生の姿も。1975年まで内戦があった国。若者の人口比率が高く、やる気に満ち溢れている。将来が楽しみだ。 シェムリアップへ移動。夕方に着くとすぐにバイクをレンタルして、アンコールワットのチケットカウンターへ。5時半までに買うと、並ばずに翌日の朝日鑑賞に間に合うとことで。ここに来てようやく、クメール料理を堪能。ちょっと甘いタイ料理と言ったところか。カンボジア産黒胡椒とビールさえあれば、なんでもおいしい。 翌朝。バイクでアンコールワットへ。オフシーズンと思えないほどの人だかりの中、朝日を拝む。「百聞は一見に如かず」とはよく言ったもので、何度もその写真や映像を目にしてはいるが、その場で見るというのは格別だ。 私の一番の目的、クロマ―の工場へ。クロマ―とはカンボジアの万能布。タオルにもスカーフにもなる優れものだ。町から20kmほどの距離をバイクを走らせる。「クロマユーユー」は、日本人が運営している工房で、女性の職業訓練所も兼ねている。機織り機の軽快な音、色とりどりのクロマ―は美しく精巧で、迷いに迷って7本購入した。珍しく夫も購入。「中尾彬みたいだな・・・」と思ったが、それは内緒。 カンボジアの人は、屋台でもトゥクトゥクでもガードマンでも、隙あらばハンモックを吊るして横になっている。帰り道の商店で、言葉通じずに四苦八苦しながら3つハンモックを購入。こどもたちの喜ぶ顔が浮かんだ。

利秀

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