2012年4月-Dr.江頭の健康相談

 

 

 

 病院へかかる時のメモ  

 今回は少し内容を変え、皆さんが患者として病院へかかる時にあらかじめ考えておくべき事柄についてみてみましょう。住所・連絡先・パスポート・保険証書などは当然のことですが、病院へかかった時に医師から受けておくべき説明などについて整理してみます。

  1. 病名(診断名)は疑いの状態でも予測でもよいので必ず聞いてくること。これがないと家族へ説明できないし、別の理由で病院へかかった時にもその医師へ説明できないことになり、めんどうです。
  2. 受診の際に受けた検査の目的と結果の説明を受け、結果については要点をメモしておくこと。特に「何が分かって、何が分からなかったか」をしっかり聞いてきてください。
  3. 薬を処方してもらった場合、服用方法はもちろん、その薬が何の目的で処方されたものかを聞くこと。薬の名前と容量(ミリグラムや、グラム数)も必要なのでメモしておいてください。また、他の薬(常用薬やサプリメントなど)と併用して構わないのかも重要です。食事をしなかった場合の内服方法や、服用し忘れた時の対応方法、ほかにも症状が改善した時には中止したほうがよいのか、なども聞いておきましょう。更に、初めて内服する薬の場合は内服後に身体に異常を感じた時の対応方法もチェックが必要です。
  4. 次回再診の日時を決めておくこと。また、「経過に不安を感じた場合は受診すべきか」、「疑問があった場合の連絡方法」なども聞いておいてください。
  5. 手術など特別な治療や検査を勧められた場合も注意が必要です。「受ける目的と期待される効果」だけでなく、「成功率」「うまく行かなかった時にどうなるのか」「治療期間や回復までの見込み期間及び費用」「いつまでに実施の有無を決心し意思表示する必要があるのか」、更に「他の治療方法の有無とその効果」「受けた場合と受けなかった場合の違い」「途中で気が変わった時、治療方法の変更は可能か」なども重要なので聞いておいてください。

江頭省吾

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2012/04/09 | カテゴリー:【連載終了】Dr. 江頭の健康相談

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