南香

創業以来変わらぬ製法を貫く
元祖チキンライスの老舗

1938年創業、「南香」の本店があるのはチャイナタウンの一角。毎朝、30羽の鶏を丸ごと茹で上げています。日本語や英語では「スティームチキン」と便宜上呼ばれていますが、海南チキンの調理法は、コトコトと湯がくのが特徴。南香のチキンライスを食べたことがある方ならお分かりの通り、ふっくらと柔らかくジューシーに仕上がるのです。その煮汁にマーガリンを加えて炊いたご飯が、チキンライスに欠かすことのできない、香り豊かな「油飯」です。
同店でおすすめなのが「菜園鶏」。これはカンポンチキンとは異なる種類の地鶏で、ペナン州バタワースのブキッ・メルタジャムの契約農園から選りすぐりの鶏を直送しています。通常の鶏肉よりも肉厚でしっかりとした弾力、クセがなく鶏のうま味がギュッと凝縮された、南香でしか味わえない逸品です。
朝6時。南香の店裏は大忙しです。前日から秘伝のタレに漬けこんだチャーシューと、皮の部分に穴を開け、あら塩をもみ込んでひと晩寝かせたローストポークを焼く作業の開始です。ドラム缶のような窯の中では炭火が煌煌と燃えています。窯の淵に吊るしたチャーシューとローストポークは2時間かけてじっくりと焼かれます。ローストポークは皮の穴を開けた部分から、脂肪がにじみ出し、油で揚げたかのようにクリスピーに仕上がります。朝10時からの営業ですが、このチャーシューとローストポークが店頭に並ぶのは11時から。午後3時までには売り切れてしまうほどの人気ぶりなんです。
チキンライスは鶏ガラスープ付き。本店限定裏メニュー、もみじ(鶏の足)を湯がいて骨を取り除き、皮の部分を酢漬けにしたピリ辛「タイスタイルチキンレッグ」など、とにかく鶏肉を余すことなく提供しています。
正統派海南チキンライスなら南香へ!


 
 
 


南香
【チャイナタウン店】
56 Jalan Sultan, 50000 KL
03-2078 5879  11am-3pm 年中無休
www.namheongchickenrice.com
Nam Heong Chicken Rice
【デサスリ店】
30, Jalan 27/70A, Desa Sri Hartamas, 50480 KL
03-2300 1308  11am-3pm、5:30pm-9pm 年中無休

2019/04/02 | カテゴリー:Food Review

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