2013年5月-板面館 傳統食家

質素&ヘルシーな「客家料理」

「最近はやりの客家(ハッカ)料理だけど、本来は質素な料理なのよ」と説明してくれたのは、客家料理を提供する板面館のマネージャー、ペギーさん。客家料理といえば、さまざまな野菜をご飯の上にのせ、ハーブ類、ゴマ、ピーナツなどをすりつぶして作ったスープをかけて食べる「擂茶(レイチャ)」が有名。「漢民族に属する客家人は、戦乱を避けて移住を繰り返したから貧しくて、食材の多くが野菜だったの。だから、細かく刻んださまざまな食材を組み合わた料理でお客さまをもてなしたのよ」とペギーさん。なるほど、たしかに刻んで、すりつぶしてと手間がかかっていそうだ。擂茶はもともとは薬として広まったとされるだけあって、コリアンダーなどのハーブが効いた健康的な味わい。板面館の隠し味は野菜を炒める際に使うニンニクだ。もう一つ、代表的な客家料理がある。ヤムイモと米粉で作った団子と、細かく刻んだ野菜、キノコ、干しエビなどを一緒に炒めた「算盘子」。モチモチしたヤム団子がそろばんの珠(たま)に似ていることから、このユニークな名前がついた。ヤム団子とその他の具材を一緒にスプーンですくって口に入れるのがおいしくいただくポイントだ。そして、同店の一番人気が「板面」。ほうれん草を練り込んだ生地を手でちぎって作った麺はムチムチとかみごたえがある。小魚と鶏からとったスープは旨みタップリで、塩分控えめ。最後の一滴まで飲み干したくなる。

①「擂茶」の「擂」とは「すりつぶす」という意味(RM9.80)。
②「算盘子」(RM6.50)。
③「スペシャルハンドメイドパンミー」(RM7.80)
④お土産には、20年の歴史ある同店自慢のちまき「黄金粽」(RM9.50)を。

 

板面館 傳統食家 コタ・ダマンサラ店
12-1, Jalan PJU 5/7, Dataran Sunway, Kota Damansara, 47810 PJ
TEL03-6141 8117
11am-10pm( 月~土)、10am-10pm(日)
※本店(パンダン・ジャヤ)とクチャイラマ支店もある

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る