Eastern & Oriental (E&O) Hotel　Palm Court

Eastern & Oriental (E&O) Hotel　Palm Court

ペナン随一の名門ホテルで過ごす昼下がり
英国式アフタヌーンティーのすすめ

ペナンの海辺に厳かに佇むコロニアル調の建物。1885年創業、これまでの135年間、世界各国から多くの著名人が訪れ、旅の疲れを癒した、マレーシアを代表する老舗ホテルE&O 。「ヘリテージウィング」の大規模な改装工事を終え、昨年末より装いを新たにゲストを迎えています。リニューアル後、新しくオープンしたのが、今回ご紹介する「パーム・コート」。レセプションロビーに隣接するパーム・コートでは、贅沢な午後を満喫できる、英国式のアフタヌーンティーがいただけます。

そもそも、アフタヌーンティーの始まりをご存じでしょうか。時は遡り1840年代。イギリスの第7代ベッドフォード公爵フランシス・ラッセルの夫人、アンナ・マリア・ラッセルによって始められたと言います。当時、イギリスの貴族社会では、朝食を多めにとり、昼食は控えめに、そして夜遅くに豪華な食事をとる習慣がありました。ですから、毎日午後になると耐えがたい空腹感に悩まされていたアンナ夫人。ある昼下がりのこと、夫人は空腹に耐えかねて、お茶とケーキを部屋に運ぶよう、給仕に命じました。このティータイムを気に入った夫人は、それからというもの、毎日この午後のお茶の時間を楽しみました。この習慣が貴族社会の間で流行し、のちに庶民の間にも「午後のお茶＝アフタヌーンティー」が広まったとされます。

E&Oの「Traditional English Afternoon Tea」は、一人RM８８（税込み）で、好みのお茶をそれぞれチョイスできるのが嬉しい。午後３時から5時までのとびきり優雅な時間をお楽しみあれ！

午後12時から午後11時まで、ローカル料理のアラカルトやバーガーやサラダなどが楽しめます。午後3時以降は、ドレスコードあり。短パン、ランニングシャツ、ビーチサンダルなどの服装はお控えください。

そんな伝統をもつ本格英国式アフタヌーンティーを優雅に。パーム・コートのアフタヌーンティーではスパイス香るチャイ、オーガニック・アッサム、オーガニック・アールグレイ、ジャスミン茶、煎茶、玄米茶、イングリッシュブレックファースト、ダージリン、3種のプーアル茶葉をブレンドしたクイーン・キャサリン、バニラとキャラメルとほんのりベルガモットが香る紅茶パリス、オーガニック・ルイボスティー、カモミールティー、ブレンドフラワーティーのオレンジ・パッションフルーツ、計14種のお茶からお気に入りを一つ選ぶことができます。

3段のケーキスタンドの上段には、レーズンとプレーンの自家製スコーン。イチゴとパイナップルのジャム、それにクロテットクリームと本格的。2段目はサンドイッチやキッシュなどのセイボリー。そして、3段目には、インスタ映え抜群のカラフルなミニケーキが上品に並びます。ペナンを訪れるならぜひとも味わっていただきたい、貴婦人のような午後のひとときを。

オペラ、レッドベルベット、フルーツケーキ、フルーツタルトとミルフィーユ。どれもこれもとってもおいしい！

明るく広々としたヘリテージウィングの廊下。ここを歩くだけでも、かの英国時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。

Eastern & Oriental (E&O) Hotel　Palm Court

Eastern & Oriental Hotel, 10, Lebuh Farquhar, 10200 Penang
04-222 2000/Fax: 04-261 6333
www.eohotels.com

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