2017年10月-昆虫教室 その1

初めて 「昆虫教室」に参加した。主 催する河谷先生は、17年間KLに暮らしたご経験があり、自身のお子さんが幼いころ、家族でのアクティビティーとして昆虫採集を始めたのだそう。昆虫に関する豊富な知識と経験を生かし197〜208年、毎年昆虫教室を開催されていた。アジア各国や日本から約40以上もの家族が参加。
14年に復活し、以後、日本の夏休みに合わせて、2泊3日の合宿がフレイザーズヒルで行われている。息子は昆虫に興味があるものの、まだ本物のカブトムシやクワガタに触ったことがなかった。昨年の昆虫教室に参加した友人と、その息子2人、乳飲み子1人、私と息子の計6人でフレイザーズヒルへ向かった。午後5時半に到着。ホテル敷地内のホールに集まり、自己紹介とブリーフィングが行われた。われわれ母子グループのほかに父子が4組、祖父母とお孫さんグループ、遅れて参加の一家が今回の仲間だ。注意事項を聞き、採りたい昆虫をそれぞれ発表した。私は昆虫に興味がなかったのだが先生に促され、「いちばん体が大きいカブトムシが見たい!」 と宣言。すると、がぜんやる気が芽生えてきたのが不思議、 「河谷マジック」 だ。部屋に戻り、友人は去年の経験を生かして昆虫を呼び寄せる仕掛けをバルコニーに設置、大掛かりだが手際よく準備してくれた。

晩ご飯を済ませ、辺りが暗くなった午後8時、ホテル周辺の散策を開始。友人は先生おすすめの軍用懐中電灯をわが家の分まで用意してくれた。これは絞りを調整でき、遠く離れた所まで照らすことができる優れものだ。月明かりの下、昆虫を探す。 「いたいた!」 。先生が孫悟空の如にょいぼう意棒のような棒でカブトムシを捕らえようとする。私にはよく見えない。その下では傘を広げるお父さん。見事な連携プレーだが、残念!捕獲失敗。めげずにホテル周辺をくまなく散策し、その後、車で採集できる場所へ案内してもらうもなかなか見つからない。死骸はたくさんあるので、昆虫たちが生息しているのは間違いないのだが…。
収穫がないまま最後に先生が仕掛けたトラップ場所へ行くと…。煌こうこう々と光るライトと仕掛けとなる白い布に集まるさまざまな虫、虫、虫!!
「カブトムシがいる!あっちにも!こっちにも!急げ!」と駆け回るこどもたち。向こうでは 「おい!大きいクワガタの雌がいるぞ!捕まえろ!」 と、 お父さんの声。色とりどりの見たことのない美しいガや大型のセミなど、 おびただしい虫の数々。
ひとしきり採集を終えて先生の前に集合、捕らえた虫を先生に見せて名前を教えてもらう。コーカサスオオカブト雄と雌、サイカブトの雌、それに金色に輝くオウゴンオニクワガタの雌をゲット!
「先生!これは何ですか?」 と、先ほどクワガタの雌らしき昆虫を捕らえた父子が問う。先生はうれしそうに 「おお!すごいですね。これはゴキブリの王様ですよ〜!」 と。 「ぎゃぁ〜」 と悲鳴が上がる。たしかに、よく見ると羽の重なり具合、手足のフサフサなど、ゴキブリであることが分かるが、こんな巨大でたくましい体格、クワガタの雌にも似ている気がする。てんやわんやのなか、友人の長男が 「痛い!」 と泣き出した。
つづく
利秀

2017/09/29 | カテゴリー:KLのらりくらり徒然草

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