2017年11月-昆虫教室 その2

深夜0時。昆虫採集の第一回目が終わり、明日のブリーフィングをするなか、友人の長男は「痛い~‼」と声を上げて泣く。足を見るとパンパンに腫れ上がっているではないか。蜂の類いに刺されたのではないかとのことだった。ホテルの管理人の車に友人と長男、河谷先生が乗り込み、フレイザーズヒルで唯一のクリニックへ急いだ。深夜にもかかわらず診てもらえ、薬を処方され一件落着だ。夕方、部屋に仕掛けたトラップには大きなフンコロガシが来ていた。
 翌朝は6時に起床。事前に先生が依頼していたとある場所へ向かう。職員が明け方に見つけたカブトムシを2匹くれた。ホテルの植木でもカブトムシを発見。さすが自然保護地区。長期滞在している住人の話によると、「毎朝無数のカブトムシがやってきて地面に転がっているよ」と。ただし、日が昇ると鳥がそれを狙い食べちゃうので暗いうちに採取しなさいと助言をもらったので、明日の朝も早起き決定だ。
 さて、午前中はジャングルトレイルを体験。道中で出くわすさまざまな虫や植物について先生のお話に耳を傾けながら1時間ほど歩く。夕方はホテルに戻って昆虫を観察したり、みんなで外で遊んだり、こどもたちはすっかり仲良しだ。晩ご飯は先生のはからいでBBQ! おなかも満たされ、親子参加型のアクティビティーを楽しんだ後にはお待ちかね、夜の昆虫採集! この日も数々のスポットへ車で移動しながら昆虫を探した。今夜は友人の次男が大活躍。「昆虫ハンター」とあだ名をつけてしまったほど、物おじせず次々と昆虫を捕まえていく。あっぱれ!
 3日目、朝は各自で昆虫採集。ホテル付近に見当たらないので、前日のとあるスポットへ向かってみるも、残念! タッチの差で別のメンバーに先を越された~! なんて、仲間うちで競争心を燃やしたりとワクワクの連続である。最後の昆虫教室後、今回はなんとコーカサスオオカブトの雄の標本が全家族にプレゼントされた。これは河谷先生のご友人である標本商さんからたまたま入手できたもので、毎回あるわけではないんだそう。フレイザーズヒルではキャッチアンドリリースが原則なので、採取した昆虫を自然に返して教室は幕を閉じるのだが、このプレゼントはとってもうれしい記念の品となった。
 今回の結果は以下の通り。<カブトムシ> コーカサスオオカブト:♂5・♀10、アトラスオオカブト:♀2、ヒメカブト:♂4・♀1、メンガタカブト:♀1、サイカブト:♂1、オオサイカブト:♂1、合計25匹。 <クワガタムシ> テングオオキバクワガタ:♂1、ミラビリスヒラタクワガタ:♂1、マレーオオヒラタクワガタ:♀1、ナガキバネツヤクワガタ:♀1、オウゴンオニクワガタ:♀1、合計6匹。
 河谷先生は「7家族24人でこの数だけ見ると少ないと感じるかも知れませんが、よく考えてみてください。無数の虫の中からカブトとクワガタだけに絞ってるわけなのでこれはすごい数字です。しかも人気のコーカサスが一番たくさんいたのは超ラッキーでした」とのことだ。こんな体験ができるのもマレーシアならでは。11月の臨時教室に参加してみてはいかが?

秋の臨時教室開催:11月17‐19日 
www.beetlemanfh.wixsite.com/malaysia/booking

利秀

2017/11/27 | カテゴリー:KLのらりくらり徒然草

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