2017年4月-ブキッジャリルの公園

長男が小さい頃からよく行く公園がある。「Recreational Park Bukit Jalil」という公園だ。昔は人影も少なく、私一人でこどもを連れて遊びにいくのはちょっと怖いぐらいだったけど、最近は平日でも朝夕の比較的涼しい時間には、ウォーキングやジョギング、自転車に乗っている人が多く、行きやすくなった。休日ともなると、公園内には多くの家族連れが訪れ、昔と比べると格段に賑やかになっている。
およそ80エーカーの敷地の南側には、こども用の遊具、健康器具、ジョギング・ウォーキングコースがあり、バドミントンやサイクリング、太極拳やヨガなど、たくさんの人が各々に体を動かしている。マレーシア人の健康に関する意識が高まっているのがよくわかる風景だ。
園内の中心には大きな池が3つもあり、そこには亀やらナマズのような魚が泳いでいたり、オオトカゲが優雅に泳いでいる姿を見たこともある。本当はいけないかもしれないが、パン屑を持参して放り投げると、バチャバチャと大きな水しぶきを上げて寄ってくる。その数の多さが不気味でもあるが、こどもたちは大喜びだ。3つの池に渡る橋は公園の案内によるとバリアフリーらしく、車いすの人でも移動しやすいとのこと。実際の造りを確認したことはないが、そうであれば、人に優しい公園といえる。
北側には「インターナショナルガーデン」と呼ばれる、イギリス、オランダ、日本、中国、イラン、ペルー、カナダ、タイ、インドネシア、マレーシアのミニチュア建築物がある。ここは、写真撮影スポットとしても人気らしく、ウェディング衣装を身にまとったカップルやコスプレを被写体にフォトグラファーがシャッターを切る姿も。建物は劣化が著しい部分もあるのだが、それは撮影者の腕の見せどころか。何度来ても、ちびっこはここでの世界旅行を欠かさない。日よけがある中国、日本、タイの建物でおやつやお弁当を食べたりもする。
この公園がいつできたのか知らないが、トレイルコースには大きな木々が茂り、南国の花が色とりどりに咲き緑豊かだ。サルやリス、池のほとりには野鳥が水浴びをする姿も見られるし、散歩すると気持ちが良い。運動不足解消を突然思い立ち、早朝に夫と小一時間散歩をしたことも2度ほどある…。もっぱら、夫がいない土曜日の午前中にこどもと来ることが多い。
クアラルンプール市が管理をしているこの公園。マレーシアにしては手入れもよく行き届いている。無料だし、見どころ遊びどころもいっぱいあって、遠方からでも行く価値ありだと思う。入り口は3ヵ所あるが、便利なのは北側のエントランス2と南側のエントランス3だ。ケサスハイウェイ、OUG方面からなら「インターナショナルガーデン」があるエントランス2が便利。エントランス3の入り口はCalvary Convention Centreが目印。どちらも広い駐車場がある。自宅から車で5分と行きやすいこともあり、わが家の憩いの場として活用させてもらっている。

 

利秀

2017/04/30 | カテゴリー:KLのらりくらり徒然草

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