2018年1月-マレーシアで山登り

昨年9月末のこと。トレイルランのエキスパートであるR子隊長引率のもと、スンガイチリンの滝へ行った。
 場所はクアラクブバル。「グーグル」によると、標高553メートル。大人5人、こども7人+乳飲み子を連れての山登りだ。自然公園ということで入り口にはゲートがあり、午前8時開門とのことだが、管理事務所の人が遅れて到着、9時過ぎに現地入りした。
 登山料金(一人一、二リンギだったと思う)を支払い、いざ出発! と、ここで管理人に止められる。こどもが虫取り網やら虫かごを手にしていたのだが、自然保護区域のため、それらを持っての入山は禁止だったのだ。荷物は預かり所に保管されることに。
 雨季のため、道がぬかるんでいた。登山者の多くは水陸両用の靴を着用。長女はこの日のために新調したスポーツシューズを履いて来たのだが、「新しい靴を汚したくない」と、途中まで夫におんぶしてもらう。
 道は予想以上に険しく、「これ以上おんぶは無理!」と夫がギブアップ。靴が濡れて気持ちが悪いので、わが家は全員、持参していたビーチサンダルに履き替えて歩き始めた。
 前日の雨も影響し、途中に流れる川を横断するのも命がけである。通常は膝下くらいの水量だが、この日は大人の腰あたりまで水位があり、ゴウゴウと流れる川を、みんなで手をつないで横断。大人でも足をとられるような急流に、こどもがのまれないよう必死だ。
 別のグループの手も借りて四苦八苦。R子隊長はリュックサックに5リットルの水を詰めていたのだが、それに加えてわが家の末娘を抱えて先へ進む。さすが、隊長! 友人の旦那さんは乳飲み子を背負い、胸にリュックを下げて川を渡る。夫は「荷物はぼくに任せて!」と、彼のリュックを預かり渡り始めるも、「あぁぁぁぁ!」と悲鳴が。急流に足を奪われ、前のめりにザバーン! 申し訳ない。友人の旦那さんの荷物はびしょ濡れに……。
 通常はこどもでも軽く登れる程度の山だが、雨季だとかなりの難関だ。しかし、弱音を吐くことなく、往復10キロの険しい道を登り切った。ちびっこたちは疲れ知らず。折り返し地点の滝で1時間以上、魚捕りや岩場からのジャンプを楽しんでいた。
 こどもの頃は両親と、大学時代も山登りにハマッたことがあった。今回、わが子も気に入った様子なのでこれから一緒にいろんな山にチャレンジしたい。
 そんな折に高校時代の友人が遊びに来た。何がしたいか尋ねると、「山登り」と。そこでわが家から車で20分、プチョンにあるアエ・ヒタム・フォレストリザーブへ。
 午前8時頃ハイキングを開始。常連さんにルートを訪ねると、「初めてなら、このおじさんについて行きな!」と、60代半ばのチャイニーズのおじさんが道案内をしてくれることに。おじさんは週4回、健康のために歩きに来ているとのこと。
 頂上には仙人のような爺さんがいた。80歳、毎日登っているんだって! 裸の男やら、奇妙な人にも遭遇したが、女性一人も多くいたので比較的安全だと思う。
 さらに奥へ行けば滝があるとのことだが後で調べると、ここはマレーシアプトラ大学管轄の山で、2.8キロの通常ルートは一般に開放されているが、滝への進入は控えてほしいとのことだった。

利秀

2017/12/20 | カテゴリー:KLのらりくらり徒然草

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