2018年5月-二度目のクラビ旅

 3月末のスクールホリデー。毎年、私の両親が滞在しているこの時期の家族旅行。旅費を抑えるため車移動が定番だ。近年、タイ側の国境付近のハジャイという町からほど近く、KLから7~8時間で到着できる海の町、トランやソンクラーを旅先に選んでいたのだが、「クラビへ行こう!」と夫が張り切った。
前回、クラビへ行った時は往復路にハジャイで一泊ずつした。KLからハジャイまでおよそ550㎞、そこからクラビまで280㎞。しかし、今回はKLからクラビまで直行すると夫は言うのだ。運転するのは彼だし異論はない。年老いた両親に長旅は大丈夫かな? 一瞬心配したものの、よく考えると日本国内を車中泊しながら2週間単位で旅を続ける両親だ。これぐらいへっちゃらだろう。
というわけで、早朝5時、クラビを目指して出発した。朝食にビドーのダックヌードルを食べ、そこからはトイレ休憩以外は、ひたすら国境ブキッ・カユ・ヒタムを目指した。
相変わらずマレーシア側の国境はひっそりとしている。いつもの店で出入国に必要な書類を用意し国境へ向かう。約1年半前、タイ側のイミグレーションが改装中であったが、追ってマレーシア側も頑張ったようで、立派にリニューアルされていた。出国はスムーズだったが、タイ側が大渋滞だった。ドライブスルーで入国できるようになったのだが、2レーンしか開いていないものだから、2時間もかかってしまった! タイへ入ったのは午後2時半。ここからクラビまで残り330㎞だ。
夫は出張中、タイで長距離運転をすることもあり、道路事情には比較的詳しい。彼がお気に入りのガソリンスタンドに併設する「カフェアマゾン」というタイのコーヒーショップに案内してくれた。マレーシアでいうコピやブラックコーヒーなどがとっても安くておいしい。日本にも支店がオープンしたのだそう。こどもが好きな抹茶ラテも某世界大手コーヒチェーンの半額で販売されている。
結局、クラビのホテルに着いたのは午後8時。繁華街アオナンビーチの外れに3泊した。バルコニーから直接プールに入ることができ滑り台付き。のんびり過ごせてよかったのだが…。
ちびっこのプール遊びが止まらない。結局2日間、朝から晩までひたすらプールで過ごしてしまった。食べることも惜しんで遊び続けるちびっこだが、3日目の晩、とうとう末娘が熱中症でダウン。「嘔吐にはコーンフレークが良い」。これは夫のかかりつけの医者から教わったことで、水を飲んでも戻してしまう時には、コーンフレークをチビチビと与えると吐き気が止まるんだそう。翌朝には元気になったが、今度は長男がダウン。帰路は顔色の悪い息子を気づかいながらゆっくり帰宅。途中、スーパーでの買い物などを挟み、KL着は午前4時半。指折り旅程を数えてみたら、3泊5日の強行となっていた。
吐くまで遊んだ長男と次女。体調を崩すこともなく一番長くプールに浸っていた長女は、日焼けというより、丸焦げになっていた。数日後、激しい脱皮が始まった。顔面ズル剥け、頭皮までボロボロと脱皮している。白いフケを見て、シラミの再発か!? とおののいたが、ただのフケ。いやしかし、こんな大きなフケを頭に乗せて登校するなんて、仕方がないとはいえ、不潔感が否めない、楽しいホリデーの代償であった。

利秀

2018/04/26 | カテゴリー:KLのらりくらり徒然草

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