2019年10月-常夏の秋の過ごし方

9月は3週連続3連休、しかもヘイズで学校が休校になるなど、休みの多い月だった。せっかくの連休ではあったが、遠出はせず、日本の秋を過ごすかのように、我が家はのんびりとした休日を送った。
1週目、4年ぶりにセントゥルにあるアートギャラリー「The Refinery」の「Sunday Art Jam」にちびっこを連れて行った。ここは、好みのサイズのキャンバスを購入すると、アクリル絵の具などの画材を貸してもらえる。そしてオーナーのベンさんが上手に描けるようアドバイスしてくれるのだ。あっという間の3時間、各々、自分の作品に大満足だ。
2週目、タマン・トゥグのフォレストトレイルに友人と一緒に行った。トレイルの入口へ向かう途中、国家記念碑なるものも見た。写真では見たことがあったが、実物は在馬18年にして初めてだ。思っていたより大きくて驚いた。タマン・トゥグの口にはトイレや休憩所がきれいに整備されている。食べ物を持ち寄ってピクニックをしたり、ヨガをしている人もいた。トレイルに一歩踏み入れば大自然を感じられる。子連れにほど良い距離のハイキングコースだった。
ちびっこは、虫、鳥、サル、草花を発見しては「ママ! 見て!」と私を呼ぶ。私も面白いものがあるとこども達を呼ぶ。すると、長女が諭すように「ママ、ジャングルの中で人の名前を呼んだらいけないんだよ」と。マレーシアの迷信で、森林や洞窟などで人の名を呼ぶと、精霊だか悪霊だかが、呼ばれた人に憑いてきてしまうのだそう。マレーシアに生まれ、育った我が子らは、私なんかよりもたくさんの不思議な話を知っている。あれ?ということは、「ママ! ママ!」と連呼された私の背中には、得体のしれないものがいっぱい憑いているのではなかろうか。いや、しかし「ママ」は本名ではなく、「ニックネーム」のようなものだから大丈夫か。信心深い人間では決してないのだが、なんとなく気になってしまうのだ。
その晩、長女とKLPACで「Ballet Illuminations Malaysia Tour」を鑑賞した。私は大学に入るまでバレエを習っていた。下手の横好きなんだが、娘達にも習わせたく、幼い頃からバレエ公演があれば見に行っているのだが、「見るのは好きだけどやりたくはない」と、キッパリ断られている。
3週目。念願のNetflixに加入。『全裸監督』を見るためだったが、まだ見ていない。というのも、なぜだか『13の理由』にハマってしまったからだ。英語音声・字幕で視聴しているものだから、「家事の片手間に見る」ことができない。というわけで、この週末は、宅配ピザやら買い置きしていたインスタント食品に頼りきり。一家全員、個々のディバイスで好きな映画を見るという、だらけた日々を送ってしまった。飛行機の中で途中まで見たエジプト映画『From Japan to Egypt(誠のニッポン人)』やら、インド映画『Chennai Express』の結末を知り、さらには『3 idiots』、『PK』と、長編インド映画にハマっていった。
Kindleで購入済みの溜まった小説も読まなきゃならんが、映画も見たいし…。そういえば洗濯も溜まっとるな…。「芸術の秋」と称した「堕落の日々」から早く足を洗わねば…。
利秀

2019/10/01 | カテゴリー:KLのらりくらり徒然草

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