2010年10月-かきくけこ? Kaki Ku Kekok

 当時、ぼくは17才。日本へ行くために日本語を習い始めた。先生が「あいうえお〜、かきくけこ〜」と始めた。「え!?かきくけこ?」ぼくはびっくりした。「かきくけこ」はマレー語では〝私の足は変です〞という意味。この先生はマレー語を教えてるのかな、と一瞬、頭が混乱した。なぜなら「カキクケコ」は「Kaki (カキ=足)、Ku(ク=私の)、Kekok(ケコッ=変、不器用、ぎこちない)」で「KAKIKU KEKOK…(カキクケコ)」だから…。そこで今回は、この「Kaki(カキ=足)」をテーマにします。この「カキ」は、後ろにもうひとつ単語を付けると、面白いコトバがつくれますよ。○○が好きで好きでたまらない人っていますよね。そして、それ以上に○○にはまってしまった人、つまり「○○中毒な人」を表すのが「カキ+○○」なんです。

 例えば、「Gaduh(ガドッ=喧嘩をする)」を付けると、「Kaki Gaduh(カキ ガドッ=しょっちゅう喧嘩をしている人)」を表します。 「Judi(ジュディ=賭け事をする)」を付けて、競馬やカジノに行ってお金を賭けるのに夢中な人を「Kaki Judi(カキジュディ)」と呼びます。もし、クラスでよく寝ている学生がいたら、「Tidur(ティドー=寝る)」を付けて、 「 KakiTidur(カキ ティドー)」、ごまかしてばかりの人は「Belit(ブリッ=ごまかす)」を付けて「 Kaki Belit(カキ ブリッ)」と呼びます。この他にも「Wayang(ワヤン=映画)」、 「Bodek(ボデッ=機嫌をとる)」、「 Pukul(プクル= 打つ)」、最近の単語「SMS」や「Shopping(ショッピン=買い物)」などを付けても使えます。いっぱいですね。これだけ覚えたら、日常の会話で人の特徴をマレー語で表現できるようになりますよ。それでは、何かにハマり過ぎて困った人がいたら、困った行為や習性を「カキ」に付けて表現してみましょう。

Bintang & Bulan

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