2010年5月-「マレーシアのお化け3」

マレーシアのお化け3 Hantu Pontianak ~ポンティアナ~

 今回のお化けは「Hantu Pontianak(ハントゥ ポンティアナ)」。実際に「ポンティアナ」に出会った(?)という人の実話を元にしたお話をご紹介します。

 マレーシアのある村にアワンという人のよいお百姓さんが住んでいました。アワンはとてもハンサムでしたがまだ独身でした。家は田んぼから離れた森の中にあるので、仕事が終わると真っ暗な道を一人で歩いて帰らないといけません。ある晩、アワンが歩いていると、家の近くの大きな木から花の香りがしてきました。その晩は何も気づかずに家へ帰りました。次の晩、また同じ道を通ると木の後ろに人影が見えました。振り返って見ると、そこに、きれいな女の人が微笑みを浮かべながら立っていました。それ以来、毎晩見かけるその女性にアワンはついに恋をしてしまいました。「僕と一緒に住もう!」と言い、二人はとても仲良く暮らし始めました。ところが、ある晩、アワンはその女の首に釘が刺さっているのを見つけました。「もうかわいそうで、居ても立ってもいられない!今晩抜いてあげよう」。女が寝静まると、アワンはそっと彼女に忍び寄って首の釘を引き抜きました。すると女の顔は途端に醜くなり、アワンに向かって「ヒーッ、ヒーッ、ヒー!」と叫びながら追いかけてきました。そして鋭い歯を剥き出しにし、アワンの首の血を吸ってしまいました…。

 ポンティアナのお話は、男性がきれいな女性をみて気軽に声をかけないようにつくられたとも言われています。しかし男心というもの、怖い女のお化け話を聞いたところで、簡単に改善されるものなのでしょうか…?

出産時に亡くなった女のお化けポンティアナ

好物:男の人

容姿:髪の毛が長く、鋭い葉をもつ

出る場所:田舎の大きくて高い記の周辺

特徴:首に刺さった釘を抜くと醜い顔になり、人間の姿からお化けになる。

 

 

 

 

 

 

Bintang & Bulan

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