2012年1月~ Melepaskan batok di tangga ~柄を階段に置いたままにする

 日ごろ生活していると、みなさんもあるのではないでしょうか?こんな困った経験!

 私が2年前に引っ越した新築の家、住んで2ヵ月後に「ドッバーン」と水のタンクが天井から落ちてきました。家中、洪水に。タンクを支える木が弱かったんですって!設計時に、耐久性ぐらい考えて木を選んでくれー!と嘆いたものです。さらに、電気修理の人にシャワーヒーターをつけてもらったときのこと。工事が済んでいざ、シャワーを使った直後に電線がバチバチ!原因を調べてもらってビックリ!なんと電圧があわない電線を使っていたとか。とほほ。 数えあげたらキリがない、こんな「とほほ...現象」をマレー語では一体なんていったらいいのでしょうか?そう、そんなときは「ムルパスカン バトッ ディ タンガ〜」と言っちゃってください。

 今回のお題は「Melepaskan batok ditangga」。Melepaskanは「置いたままにする」、batokは「柄杓」、ditanggaは「階段に」の意味で、これらを合わせると「柄杓を階段に置いたままにする」。つまり、ものごとを最後まできちんとしないで、適当に仕事をするという意味です。

 この言葉の由来はジャワ島。昔はバティックの腰衣に裸足というのが「ジャワ人」のスタイルでした。高床式の家に上がる前には足を洗いきれいにしてから入る習慣がありました。外には水がめがあり柄杓で水をすくい足を洗ってから家に上がります。が、その使った柄杓をもとに戻さず階段に置きっぱなしにして上がって行くと、母ちゃんが怒るわけですよ。「次の人が困るでしょ。いい加減なことをするなぁっ!」と。そこから生まれたのがこの慣用句です。

 ちなみに「batok(柄杓)」が正解なんだけど、いつのまにか「batuk(咳)」が使われるように。そして学校でも先生が「階段で咳をする」と教えているのが現状。これこそ適当じゃありませんか〜「ムルパスカン バトッ ディ タンガ〜」。

Bintang&Bulan

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