2014年2月-ハティ ハティ!(気をつけて!)

 マレーシア生活も通算で5年の私ですが、結構無防備に行動しているようで「Hati hati!(ハティ ハティmalay=気をつけて)」とマレーシア人の友達によく注意されます。「食べてるときもバッグは膝の上!」「バッグのファスナーは閉めて!」などなど…。「ハティ」が一つだと「心」や「気持ち」という意味なんだけれど、「ハティハティ」と二度繰り返すと「気をつけて」という全然違う意味になります。

マレーシアではスリに二度遭いました。一度目はKLセントラル駅でしゃがんで靴紐を結びなおしている一瞬のうちに、バッグの中から財布だけとられた。2度目はマスジットジャメの夜市で人ごみにもみくちゃにされているうちに、バッグを開けられ財布をとられた。どちらも財布に2~3リンギしか入れていなかったのですが、一度目のスリなんて額の少なさにむかついたのか、その数リンギにすら手をつけず、駅のゴミ箱に私の財布をポイしてたみたいで、ラッキーなことにあとで駅から電話がかかってきました。マレーシア人の友達は、スリに対して怒ると同時に「3リンギしか財布に入れていなかったの?」と呆れていました。みなさんも、ハティハティ!

日本にいる時の私はもっと無防備かも。数ヵ月前、帰国直後に深夜の羽田空港内をカートに荷物をたくさん載せ、息子を片腕で抱っこして汗だくで移動していたとき(ダンナはマレーシアでお留守番)、ふと気がつくと、荷物の一番上に載せていたボストンバックがない。「パスポートを全部ボストンバッグの中に入れたんだった!」と一気に血の気が引き、「絶対、スリを捕まえてやる!!!!」と、すごい形相で来た方向に歩いていると、あれ? なんか見たことがあるバッグが落ちている? そういやさっき、あの辺で日本人旅行者の集団が記念写真を撮っているのを、ぼ~っと横目で見ながら通ったなあ。…結局、スリでもなんでもなく、単に私が落としただけだったのね。荷物を落としていても、誰も盗らない日本は、なんて安全な国なんでしょ。でもねえ「落としましたよ」って一声かけてくれてもいいのにな、日本って他人に無関心すぎなんじゃない。何はともあれ、パスポートが無事でよかった。ハティ ハティ、私!

malayはみだしコラム

マレー語には「Hati hati」 以外にも二度繰り返すと、違う意味になる単語 がたくさんあります。Jalan(ジャラン、道)→ Jalan Jalan(歩く、散歩) Gula(グラ、砂糖)→ Gula gula(飴) Tiba(ティバ、着く、到着する) → Tiba tiba(突然) みなさんも、使ってみてくださいね。

のっし

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