2015年6月-めざせBeauty Vol.33 -カプセルのなかは未知の世界だった

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-カプセルのなかは未知の世界だった-

 気がつけば30代に突入。「そろそろ健康を気遣い運動せねば」と、休みの日にプールで3往復ほど泳いでみた。ぼけ〜っと空を見上げながらぷかぷか水に浮かんでいると、「ず〜っとこうしていたい…」と思うほど気持ちいい。最近、日頃の不摂生のためか、身体がダルくて、重い。頭もいろいろ考えすぎてパンパン…とダメダメな自分。

 そんな時、たまたまネットで見つけてしまった! その名も「Floatation Tank」。ミネラルが豊富な死海の高濃度の塩水が入ったカプセル内で浮くだけで、疲労回復、アンチエイジングなどに効果があるそうだが、近未来的な形のカプセルも、名前も、単純にかっこいい! 「このかっこいいカプセルに入ってみたい!」という思いだけで来店した。

 リフレッシュ、デトックス、アンチエイジング……。さまざまな効果を期待しつつ、早速体験してみた。近未来的なカプセルのなかは、塩分濃度の高い生温かい水で満たされていて、仰向けになると自然に浮く。ひたすら浮く。さざ波や鳥の鳴き声が聞こえてきて、目を閉じると南国のビーチにいる感じだ。または、海を漂流してるような…?

 泳いでいるわけでもないのに自然に浮くというのは初めての体験だったので、初めは浮こうとがんばってしまい、体勢をキープするのに苦戦した。しかし5分ほどで慣れてきて、両手を頭の後ろで組んだりとすっかりリラックスモードに。呼吸は自然とゆっくりになり、寝てはいないが、かなり意識は薄らぎ、寝る寸前の状態。不思議なことに、目を閉じるとゆっくりと流されている感覚があるが、もちろん実際は身体はまったく動いていないわけで、「人の意識って面白いな」などとぼんやり思ったり……。

 カプセルのなかで浮いていたのは50分間だったのだが、感覚的にはその半分くらいしか経っていない感じだ。宇宙のような無重力状態に、不思議な時間感覚も味わえ、すべてが初めてのおもしろい体験だった。

 初めに受けた説明によると、外部から遮断されたこの空間に浮くだけで、睡眠改善や疲労回復、若返りなどさまざまな効果が期待できるそうだ。iPodなどの音源も持ち込めるので、お気に入りの曲をかけて自分好みの空間を作り出すことも可能。日頃、車での移動が多く、渋滞に巻き込まれるなどストレスが多い自分にとって、至福の50分間だった。

 カプセルから出た後、軽く伸びをし、鏡に映った自分をそっと見てみる。10年前の自分がいた……わけではなかったが、心身ともに疲れたらiPodを握りしめて、またここに来よう。

今月の取材先は 死海スパ BY 編集R(30代
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