2010年5月-行事

  • 2010/4/27
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お釈迦様の誕生を祝うウェサック・デー

~仏像を乗せた神輿と信者の行進~

 仏教徒の間では、お釈迦様の「誕生」と「成道(enlightment)」、「涅槃achievement of Nirvana)」、これら三つの出来事が旧暦の同じ日に起こったと信じられている。

 お釈迦様の誕生日(仏誕節)として指定されたマレーシアの祭日、ウェサック・デーは、35ヵ国が加盟する世界仏教協会により、5月の満月にあたる日をウェサック・デーと決議するため毎年異なるが、今年は5月28日がその日にあたる。日本では旧暦の4月8日がお釈迦様の誕生日とされることにちなみ、今でも毎年陽暦の4月8日(関西では5月8日のところもある)に釈迦降誕を祝う法会が各地で開かれている。

 日本では陽暦に合わせて、マレーシアでは世界仏教協会の決議に合わせて日取りされるため、お釈迦様の誕生日が両国間で異なるのである。

 中国系を中心としたマレーシアの仏教徒はウェサック・デーの祭りの前には菜食をして体を浄化する。

 当日、寺では僧が中心となり、檀家を集めて経典を詠唱したり仏像を清めたりする。また貧しい人々へ食事をふるまうなどの施しをするのも、ウェサック・デーの大切な行いだ。

 また、この日に亀や鳩が放たれるが、これは魂の解放や過去の罪を断つことを象徴するものとされている。

 ウェサック・デー最大の見所はなんといっても夜だ。クアラルンプール近郊やジョホール州ジョホールバル、ネグリ・スンビラン州セレンバン、ペナン州ジョージタウン、マラッカなどの都市で信者たちが仏像を乗せた神輿とともに一般道に繰り出し大行進を行う光景が見られるのだ。

 「そういえば、昨年の5月の晩、通行止めや大勢の人出で道が渋滞していたなぁ」と思い出した方、そう、それはウェサック・デーのクライマックス、仏教徒による大行進だったのである。

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