国立博物館(27)

  • 2013/8/29
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スールー王国のクリス

今年の2月に武装集団が東マレーシアのサバ州の東海岸に上陸し、マレーシア軍や警察と激しい戦闘を繰り広げ、多くの死傷者を出した事件がありましたが、この事件に関わった自称「スールー王国軍」関係者の裁判が先日始まりました。現在は国家としては存在しない、かつてのスールー王国に関する展示は、国立博物館のギャラリーBで見ることができます。 15世紀半ばに現在のフィリピン南部に誕生したこのスールー王国は、スルタンを君主とするイスラム王国で、最盛期には中国やマレー群島地域との中継貿易で繁栄し、現在のサバ州に当たるボルネオ島の北部や東部までを領土とした巨大な海洋王国でしたが、1898年に当時のアメリカ領フィリピンに併合され、その歴史を閉じました。写真は、クリスと呼ばれる剣の柄(ツカ)。手から滑り落ちないよう、その端がかぎのように曲がった、スールー王国独特の形状をしています。

MUZIUMNEGARA
Jalan Damansara 50566, KL

Tel:03-22671111/22826255

開館時間:午前9時~午後6時

www.muziumnegara.gov.my

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