2019年10月-国立博物館(95)

1956年10月24日 ヘンリー・リドリー逝去(現クラン港)開港

1888年から1911年までシンガポール植物園の初代園長を務めたヘンリー・リドリー(1855-1956)は、セイロン(現在のスリランカ)で既に採用されていた「ヘリンボーン(ニシンの骨)」式を改良した樹液採取方法を考案しました。この方法は樹木を傷めることなく、1本のゴムの木から20年以上に渡って樹液を採取することができる画期的な方法でした。さらにリドリーは、ゴムの木が成長して樹液が取れるようになるまでの期間を10年から5年に半減させる生育方法を生み出し、当時の英領マラヤ各地を回ってゴムの植林を勧め、園芸品評会でゴムの展示を行うなど普及に努め、「ゴム産業の父」とも言える人物です。1900年代には自動車の大量生産に伴うタイヤの生産、や電線の絶縁体としてのゴムの需要が急増。1930年代には英領マラヤは世界全体の天然ゴム生産量の半分を担うまでになり、その後も1980年代までマレーシアは世界最大の天然ゴム輸出国でした。

MUZIUM NEGARA
Jalan Damansara, 50566 KL Tel: 03-2267 1111 /2282 6255  開館時間: 午前9時~午後6時
www.muziumnegara.gov.my

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時間:毎週月火木金土 午前10時から1時間程度
集合場所:国立博物館ロビー
連絡先:mvmjapanese@yahoo.com ※事前予約不要

2019/10/01 | カテゴリー:観る

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