2020年2月-国立博物館(99)

コンフロンタシ 

(インドネシアとマレーシアの対立)(2)

1963年1月20日にインドネシアが「コンフロンタシ(対決)」政策を発表後、東マレーシアでは、同年4月にインドネシア軍が国境を越えてサラワクに侵入して警察署を攻撃、またインドネシア側スパイがプロパガンダを広めるなどの実力行使が行われました。これを受けて、同年5月に東京でマラヤ連邦のラーマン首相とインドネシアのスカルノ大統領が会談、さらに同年7月には、マレーシア成立に際して北ボルネオ(現在のサバ)の領有権問題を抱えていたフィリピン、インドネシア、マラヤ連邦の3ヵ国がマニラ協定に調印し、国連監視のもと、サラワクと北ボルネオがマレーシア成立に加わることを希望するかどうかの意思確認をするために住民投票を行うことになりました。しかし、このマニラ協定発効前にラーマン首相が英国との間で既にマレーシア成立を認める協定にも調印していたことから、国連監視の住民投票の結果にかかわらずマレーシアは成立することとなり、これがのちに一般市民も含め多くの死傷者を出すことになるインドネシアの実力行使へとつながっていきました。

MUZIUM NEGARA
Jalan Damansara, 50566 KL Tel: 03-2267 1111 /2282 6255  開館時間: 午前9時~午後6時
www.muziumnegara.gov.my

無料日本語ガイドツアー
マレーシアの歴史、文化、産業などがよく分かる博物館ボランティアによる無料日本語ガイドツアーに参加しませんか?
時間:毎週月火木金土 午前10時から1時間程度
集合場所:国立博物館ロビー
連絡先:mvmjapanese@yahoo.com ※事前予約不要

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る