2021年11月-国立博物館

こくりつはくぶつかん

国立博物館

スウェッテナムの銅像

英国の海峡植民地の行政官候補生として1871年にシンガポールにやってきてから、総督として1904年に引退するまで、当時の英領マラヤの発展に貢献したのがこのフランク・スウェッテナム卿です。現在のマレーシアには彼の遺産と呼べるものが残っています。1903年に建設されたペナン島のスウェッテナム桟橋は、現在も大型クルーズ船の桟橋として使われています。また1901年にクラン川の河口に建設されたクラン港は、クラン川を経由して内陸のクランに停泊していた、海峡植民地とスランゴールの間を行き来する商船の数が増加し新たな港湾施設が必要となったことから建設されました。開港当時の連合マレー諸州総督であったスウェッテナム卿にちなんで1972年まではスウェッテナム港と呼ばれており、1901年の開港式典にはスウェッテナム卿自身も参加しています。この他、国立博物館近くのレイクガーデンにあり、かつては英国式アフタヌーンティーで有名だったホテル・カルコサ・スリ・ネガラ(現在は休館中)のカルコサ棟はスウェッテナム卿の公邸として1897年に建設されたものです。

MCOの間は休館となります。またMCO解除後に再開となっても、ガイドツアーを中止とする場合があります。あらかじめめご了承ください。

開館日 :火曜日から日曜日(月曜日休館) 開館時間 :午前9時より午後5時

MUZIUM NEGARA

Jalan Damansara, 50566 KL
Tel: 03-2267 1111/2282 6255
Website:www.muziumnegara.gov.my

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