キャノンいちおし 今月のこの会社 第6回 

旅行業

JAPAN TRAVEL BUREAU (Malaysia)Sdn. Bhd.

企業概要:1990年7月設立。資本金50万リンギ。従業員114人。日本からのインバウンド需要に加えてKL、ペナン、ランカウイ、コタキナバルで営業ネットワークを展開。自社スタッフによる質の高い旅行サービスの企画・提案を行っています(問い合わせ:03-2141 6399)。

時代とともに変化するニーズとらえ
旅行を通じて日馬の交流促進!!

日本国内の旅行取扱高で圧倒的トップのJTBグループ。近年はアジアをはじめとした世界各国に拠点網を構築、2020年までに「アジアトップ」となることを目指しています。マレーシアではどんな事業を展開をしているのでしょうか。
JTBマレーシアが設立されたのは今から27年前。当時は各国の海外支店と同様に日本からの海外旅行客を迎える窓口としての機能がほぼ100パーセントだったそうです。しかし現在、日本人の旅行スタイルは大きく変わり、観光主体の団体旅行は年々減る傾向にあります。「そんななかでもマレーシアは東南アジアの中央に位置し、豊かな自然に恵まれていて、治安が比較的良好なことなどもあって、まだまだ安定した人気があるといえます。一方で、日本人の間では従来型の観光・団体旅行とは違う新しい旅のニーズが広がってきているのも事実。マレーシア内の需要も取り込んで、日馬両国の人たちの交流を促進していくのが私たちの役目です」と、同社マネージャーの中村圭太さんは話します。
中村さんによると、日本からの旅行のなかでも安定した業績を誇るのは視察ツアーや修学旅行など。また、マレーシアは日本人の間でロングステイ先希望国として11年連続で第1位となっていることから、長期滞在の視察や準備に関わる仕事も多いといいます。こうした目的でJTBマレーシアを利用する日本人旅行客の数は年間約1万8000人。修学旅行は40校5000人、視察ツアーは一度に1000人以上が参加する大規模なものもあるそうです。
日本からの旅行者を迎える「インバウンド」に加えてここ数年伸びているのが、マレーシアの日系企業を中心とした顧客からの「アウトバウンド」。例えば日系企業がマレーシア人のスタッフを国外へ連れて行く社員旅行、さらに日系企業と取引のある販売会社や関連会社、代理店向けの報奨旅行など。マレーシアでこうした需要が伸びているのは、福利厚生の一環として社員に魅力的な旅を提供する会社が増えているから。「マレーシア人のなかには社員旅行が充実しているかどうかで入社を決める人もいるほど。特に販売代理店向けの報奨旅行は反響が大きく、これから成長を期待できる有望な分野。旅行していただく会社にとっては働き手の確保や社員のモチベーションアップのツールとして活用してもらっています」(中村さん)

日系、ローカル企業の報奨旅行に
国外への「テーラーメイド・ツアー」

日系、ローカル企業の報奨旅行の行き先で圧倒的なのはもちろん日本。アセアン各国や欧米への旅行もありますが、「日本各地のJTB支店と連携して航空券や滞在先の確保だけでなく、ムスリム向けの食事の手配、具体的な行動スケジュールまで、テーラーメイドで対応できるのが私たちの強み。また、日本人経営者の方は旅行を単なる楽しみではなく、自国の文化や習慣を見て学んでもらう機会にしてほしいという思いをもっているので、それに応えることもできると思います」(杉山さん)
今まで好評だったのは、京都の老舗酒蔵やウイスキー工場を見学するツアー、東京や大阪の大都市とともに自然豊かな地方を周るツアーなど。最近は東南アジアからのアクセスがよく、映画やアニメの舞台となった九州の人気も高まっているそうです。
アウトバウンド事業では旅行だけでなく、在馬日系企業の周年記念行事や、新商品発表会、国際会議のイベント手配などにも取り組んでいます。マレーシアの魅力を日本人に紹介するだけでなく、マレーシア人に日本のことをもっとよく知ってもらうためにも、このような事業が広がっていくことを期待します。
 

 
 
 
 
杉山藍アシスタントマネージャー(前列左)とオフィススタッフの皆さん。

www.canon.com.my

 
 
 
 

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